区では、中央区青少年育成連絡会等と協力して様々な事業を行うとともに、地域での活動を支援することで、青少年の健全育成を推進しています。
各校区(公民館区)に3名ずつ「少年愛護パトロール員」を委嘱し、日常的なパトロールを通じて、地域における青少年の生活実態の把握や健全育成上の阻害要因となる有害環境を早期に発見し、区役所及び各青少年育成連合会に報告することで、地域の実情に即した対策や指導を進めています。
万引きなど青少年の初発型非行を防止するため、小・中学生が比較的利用する機会が多い店舗(コンビニや文具店など)を指定し、青少年への「愛の声かけ」等の活動を通じて、地域ぐるみによる非行防止を推進しています。協力店舗にはステッカーを貼っていただいています。
青少年育成に携わっている地域指導者(青少年育成連絡会や子ども会育成連合会など)への情報提供や育成のための研修会を行っています。
地域(自治協議会、青少年育成協議会、子ども会育成連合会など)が一体となって行う、子どもを育むネットワークの再生や子どもを育む活動の活性化に向けた主体的な取り組み(子どもについて語る会や、それに伴う講演会・事業)に対して支援を行いました。
中央区ではこれまで、9校区でこの事業に取り組み、平成27年度~29年度では、赤坂校区で実施しました。
子ども達が主体的に関わるユニークで夢のある行事や地域活動を実現させるため、活動経費の一部を助成します。
(活動経費の3分の2以内で6万円を限度)
小・中学生を対象にした子どもの団体、または地域で子どもを健全に育むことを目的とした団体が対象になります。
地域の子どもたちを対象にした集団遊びや、大人と子どものふれあいを高めるための活動に、その道に秀でた達人を派遣します。申請できるのは、小学校区(公民館区)や中学校区を範囲とする地域で、子どもの健全育成を推進する活動をしている団体です。講師への謝礼金は市が負担します。受付は、実施日の1~6ヵ月前の期間内に随時行っています。
子どもの健全育成を推進する団体が開催する研修会などに、研修講師を派遣します。地域全体で、子どもを見守り、育もうという意識の向上や、育成団体の活動を充実・活性化する目的で実施される研修などがその対象となります。講師への謝礼金は市が負担いたします。先着順で随時受付中。
「人に優しく安全で快適なまち福岡をつくる条例」に基づき、地域が一体となって、子どもたちの社会参加や社会貢献を推進するなど、他の地域の模範となるような取り組みを行っている地域をモデル地区として指定し、当該地区における取り組みを支援いたします。
中央区における「思いやりの心推進モデル地区」の指定を受けた地域は次のとおりです。
大名校区 平成17年 3月14日 指定
当仁校区 平成24年 6月28日 指定
平尾校区 平成25年 7月 1日 指定