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更新日: 2017年12月12日

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【大濠公園日本庭園】

四季折々の風情ある散策を楽しむ

渓流の滝の様子

渓流の滝


 大濠公園日本庭園は大濠公園開設50年を記念して、福岡県が日本の伝統文化を末永く保存するための文化施設として昭和54年から55年にかけて築造しました。伝統的な日本庭園の作庭技法に基づく古典美を基調としつつ、近代性も盛り込んで作庭された庭園です。

 日本の庭には「石」がとても重要な意味を持って配置されますが、この庭にもたくさんの石が使われています。その中には宝満山から取り寄せらたものもあるそうです。管理事務所の方は「庭の樹々は季節とともに成長していきますので常に整理していなければなりませんが、その点、石はほとんど最初の状態のままです」と話します。日本の庭師は石で庭を造るといわれていますが、その意味が分かったような気がします。



枯山水の様子

枯山水


 水と緑の中で四季折々の風情ある散策を楽しむことができます。入園者数は4~5月の花の季節と、10~11月の紅葉の季節が特に多いそうです。

 取材した日はあいにくの雨でしたが、数組の入場者がゆっくりと散策していらっしゃいました。雨の庭も静かで落ち着いた気分で散策でき、良いものです。


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