このページは、中央区の区民ボランティア「ちゅうおうPRサポーター(平成24年3月末をもって事業終了)」が取材を行い作成した記事をもとに掲載しています。
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南公園西展望台
地下鉄桜坂駅から筑肥新道へと抜けるバス通り沿いにある南公園西駐車場の一角に、南公園西展望台が立っています。少しややこしい名称ですが、この展望台からの眺めは一押しです。
東に宝満山、北に海の中道、西に能古島や糸島、南に油山や背振山と、360度に広がる景色を見渡せます。
江戸時代、この展望台がある小高い一帯は、大休山(おおやすみやま)と呼ばれていました。
那珂郡や早良郡から福岡城下に入るための峠道があり、山の途中、人々が荷物を降ろし、弁当でも広げて大休みをしたことから、その名が付けられたのでしょう。
展望台からの眺め
江戸時代に地誌「筑前国続(しょく)風土記」を著した貝原益軒(えきけん)は、大休山からの眺めを、京都の天橋立や広島の厳島(いつくしま)などにも勝る絶景と称しています。