博多小知识　185

「舊高宮貝島家住宅」重生復興

今年4月，在西鐵高宮站附近幽靜的住宅街出現了「高宮南緑地」。在緑樹蔥鬱的圍地內有福岡市登錄的文化財產「舊高宮貝島家住宅」，建於大正時代，具有100年以上的歷史，該建築物可作為餐廳和茶館利用。並且，新建了音樂廳和迎賓館，也可作為婚禮、聚會和活動會場使用。

舊高宮貝島家住宅是煤炭大王貝島太助的弟弟貝島嘉藏建造的邸宅。貝島太助和麻生、安川一起被稱為「筑豊三大名家」。該建築物於大正4年（1915年）建於直方市，昭和2年（1927年）被移建到現在的地方，後來也一直歸貝島家族所有。平成17年（2005年）被捐贈給福岡市。該建築物是近代日式風格建築，具有市内屈指可數的寬闊面積，展現出煤炭工業鼎盛時期的歷史。

應用傳統技術建成的主樓宏偉壯觀，設有25張榻榻米的大廳，作為客廳使用。還有茶室樣式8張榻榻米的房間，可從兩個方向觀賞庭園。並且設有帶櫃檯的明朗西式房間等。在此可以看到透雕楣窗、精緻的天花板、畫在門板上的優雅白鷺、留有當時的黑色電話的電話室等，值得一看的地方豐富多彩。此外，還展出貝島家族捐贈的書籍以及往昔的照片。

在圍地內，四季應時的樹木蒼翠蔥鬱，並且修建了散步道，可以悠閒漫步巡遊庭園。此外，在圍地的一角留下了正規的茶室，可以租用洋溢著當時氣氛的茶室。舊高宮貝島家住宅在市内也是寶貴的傳統建築物，被捐贈給福岡市以後在很長時間都沒有向公眾開放。採納現代的因素同時注重傳統，在此方針下經過重新裝修，該建築物現在已經重生復興。

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現代に蘇った旧高宮貝島家住宅

この4月、西鉄高宮駅にも近い閑静な住宅街に「高宮南緑地」が誕生しました。緑豊かな敷地内には、福岡市登録文化財である「旧高宮貝島家住宅」があり、大正時代に建てられた築100年以上の建物をレストランや茶房として利用できます。また新しくミュージックホールや迎賓館が建てられて、ウエディングやパーティ、イベント会場としても利用できるようになっています。

旧高宮貝島家住宅は、麻生・安川とともに「筑豊御三家」と呼ばれた炭鉱王・貝島太助の弟、貝島嘉蔵が建てた邸宅です。大正４（1915）年に直方市で建築され、昭和２（1927）年に現在地に移築されました。その後も貝島家の所有でしたが、平成17（2005）年に福岡市に寄付されています。市内有数の大きさを誇る近代和風建築で、石炭業全盛期の歴史を伝えています。

伝統技術を駆使した堂々たる主屋には、客間として使用された25畳の大広間、２方向から庭が眺められる数寄屋造りの８畳間、カウンターを備えた明るい洋室などがあります。透かし彫りを施した欄間、見事な造りの天井、板戸に描かれた優雅な白鷺の絵、当時のままの黒電話が残る電話室など見どころもたくさん。貝島家から寄贈された書物や昔の写真も展示されています。

四季折々の樹木が育つ敷地内には散策路が整備されて、ゆったりと庭園を回ることができます。また、敷地の一角には本格的な茶室が残されていて、当時の雰囲気そのままの茶室を借りることもできます。旧高宮貝島家住宅は市内でも貴重な伝統建築ですが、福岡市に寄付された後も長らく非公開でした。現代的な要素を取り入れながらも伝統を大切にした改装で現代に蘇りました。