博多小知识　183

西新的西式建築物傳播教育精神

西南學院於1916年由美國的浸禮宗傳教士C.K. Dozier創立。校園内現在仍然保留著西南學院大學博物館（Dozier紀念館）。這是當初創立時的貴重建築物，於1918年動工，1921年竣工，當初作為講堂等使用。該館由W.M. Vories設計，他於1905年從美國來到日本，後來帰化，在日本各地參與了許多西式建築工作。

該建築物用紅磚建成，左右對稱，建築樣式為Georgian Colonial風格。紅磚和白窗框不僅外觀美麗，而且内部也有許多令人感受到歷史的地方。這裡有長年使用過的走廊和樓梯，並設有Dozier紀念室，展出創立者Dozier一家使用過的物品。而且，舉行儀式和禮拜等的講堂也幾乎保持著原來的狀態。

現在此地作為博物館向一般公眾免費開放。展示的基本方針是體現西南學院的建學精神即基督教，因而展出與基督教有關的展品。在此常設展出有關猶太教和基督教的歷史及由來的歷史書籍及物品、有關基督教在日本的傳播歷程以及隱匿基督徒的資料等。並且，設有特別展出空間，在各時期舉辦企劃展和研習會、公開講座等。

在西新還有一座西式建築物，即建於1927年的九州大學西新外國教師宿舍3號棟。該建築物是為舊制福岡高等學校（後來的九州大學教養部）的外國教師建成的宿舍。以前還有其他宿舎，由於陳舊而拆除，只有狀態較好的3號棟被保存下來。現在該建築物座落在九州大學的研究・交流設施「西新PLAZA」的圍地內。

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教育の精神を伝える西新の洋風建築

1916年にアメリカのバプテスト宣教師C.K.ドージャーによって創立された西南学院。そのキャンパス内に現在も残る創立当初の貴重な建物が西南学院大学博物館（ドージャー記念館）です。1918年着工、1921年完成で、当初は講堂などとして使用されていました。設計は1905年にアメリカから来日し、後に日本に帰化して各地で多くの西洋建築を手がけたW.M.ヴォーリズです。

赤レンガ造りで左右対称のどっしりとした建物は、ジョージアンコロニアルスタイルという建築様式。赤レンガと白い窓枠が美しい外観だけでなく、内部にも歴史を感じさせる場所がたくさんあります。使い込んだ廊下や階段、創立者であるドージャー一家が使っていた品々が展示されているドージャー記念室、さらに式典や礼拝などが行われていた講堂もほぼそのままの状態で残っています。

現在ここは博物館として一般に無料公開されています。展示の基本は西南学院の建学の精神であるキリスト教に関連したもの。ユダヤ教やキリスト教の歴史や由来に関する歴史書や品物、日本におけるキリスト教の歩み、隠れキリシタンに関する資料などが常設展示されています。また特別展用のスペースもあり、その時々で企画展やワークショップ、公開講座などが実施されています。

西新にはもうひとつ、九州大学西新外国人教師宿舎３号棟という1927年築の洋風建築があります。旧制福岡高等学校（後の九州大学教養部）で教えていた外国人教師のためのもので、以前はほかにも宿舎があったのですが、老朽化のために比較的状態の良かった３号棟だけが保存されて残っています。現在は九州大学の研究・交流施設である西新プラザの敷地内に建っています。