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博多小知识 75

日本最初的禅寺圣福寺是日本茶文化的发祥地

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 到今年6月16日为止,在福冈市博物馆举办“日本最初的禅寺博多圣福寺”展。正如展览题目所示,位于博多区的圣福寺是日本最初的禅寺。开设该寺的荣西禅师在中国南宋学习禅宗,为了传播禅宗的教义,于1195年创建了圣福寺。山门上悬挂着 “扶桑最初禅窟”(意为日本最初的禅寺)的匾额,据说这是后鸟羽天皇挥毫书写的。

 宽阔的寺庙院内树木丛生,枝繁叶茂。山门和佛堂宏伟壮观,庄严堂皇。宁静的寺庙院内是漫步闲游的最佳去处,最近,众多的游客也光临此地。尽管圣福寺完好地保存了禅寺的迦蓝布局,但由于该寺也是禅宗的修行之地,一般人不能进入内部,因此,几乎没有机会欣赏寺内贵重的宝物。本次展览会是一次难得的机会。

 而且,荣西禅师将饮茶的习惯传入日本。饮茶的习惯在中国流行普及,尤其受到苦行禅僧的重视,因为他们认为茶本来作为药使用,有益于身体健康。关于饮茶的功效,荣西禅师还写了《饮茶养生记》一书。

 据说荣西禅师从中国带回来茶树,并种在圣福寺的院内和脊振山。在圣福寺,茶道文化留传至今,现在仍举行“四头茶会”这一古老形式的茶会。并且,在圣福寺的附属寺院圆觉寺,与黑田藩有关的茶道“南方流”依然留存。 在本次展览会期间,还举办这种鲜为人知的茶会,可以参加。茶道也是禅宗的修行之一。请您一定体验一下茶的世界。

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日本初の禅寺・聖福寺はお茶の発祥地

 今年6月16日まで福岡市博物館で行われている「日本最初の禅寺 博多聖福寺」展。その題名の通り、博多区にある聖福寺は日本で最初の禅寺です。この寺を開いた栄西(ようさい)禅師は中国・南宋で禅宗を学び、その教えを広めるべく1195年に聖福寺を創始しました。山門には後鳥羽天皇が書いたとされる「扶桑最初禅窟」(日本最初の禅寺という意味)の扁額が掲げられています。

 広々とした境内には樹木が生い茂り、堂々とした山門や仏殿が建っています。静かな境内は散歩に最適で、最近では観光客も多く訪れるようになりました。禅寺の伽藍配置をよく残している聖福寺ですが、禅の修行の場でもあるため一般の人は奥には入れません。そのため貴重な宝物を目にする機会はめったにないのです。今回の展覧会はそんな貴重なチャンスのひとつです。

 また、栄西禅師は喫茶の習慣を日本に伝えました。中国で広まったお茶を飲む習慣は、とりわけ厳しい修行をする禅宗の僧たちに重宝されました。お茶はもともと薬として用いられ、体を壮健にすると考えられていたからです。栄西禅師は『喫茶養生記』という喫茶の効用についての書物も書き残しています。

 栄西禅師は中国からお茶の木を持ち帰り、聖福寺の境内や脊振山に植えたと伝わります。聖福寺には茶道の文化が今も伝えられており、四頭茶会(よつがしらちゃかい)という古い形式の茶会が行われています。また聖福寺の塔頭である円覚寺には、黒田藩にゆかりのある茶道・南方流が伝わっています。今回の展覧会では、こうした一般になじみのない茶会に参加できるイベントもあります。禅の修行のひとつでもあるお茶の世界を、ぜひ体験してみてください。