LastUpDate: January 4, 2011

博多小知识 48

博多习俗-门挂猴脸面具

博多习俗-门挂猴脸面具画像

在位于福冈市早良区的藤崎巴士大楼前有一座小小的猿田彦神社。虽然平日清静闲散,难见参拜客的身影,但每年总会有那么几次变得热闹和喧腾。过了年最先让神社沸腾起来的是“初庚申”日。这一天每年都各不相同,2011年是1月5日(星期三)。在日出之前的凌晨5点半,神社境内就已挤满了人,等待神社办公室的开门。他们这又是在等待什么呢?他们是在等待吉祥物“猴脸面具”的发售。

神社所祭祀的神明-猿田彦据说是在天孙降临之际为琼琼杵尊神当向导的神。之后他被人们尊为道路之神、旅人之神、引路之神、向导之神。日语中猿猴(Saru)的发音与“离去(Saru)”的发音相同,因此猴脸面具又被博多人当作防火防盗、保佑平安的吉祥物挂在大门上。走在博多区,在写着博多祗园山笠职务(总务、赤手拭等)的门牌旁边还可以见到挂着的猴脸面具。

这猴脸面具,每一个都由匠人精心手制而成。细细端详,可见面部表情的微妙不同。每年都会用新面具换下旧面具,而且在设计上好像每年都有小小的差异,因此有些人会把每年的猴脸面具一一悬挂出来。在初庚申之日会用红手巾把这些猴脸都盖住。被红手巾盖住的猴脸面具看上去别有一番可爱。说到可爱,还有仅在这一天才能买到的特产“猴糖”,也就是金太郎糖的猴版。

最近,因人们认为猿猴从不会失手从树上掉下,因此据说许多人购买猴脸面具来保佑考试合格。1月5日,您也争取早点起床吧。虽然神社办公室的营业时间是从早上5点半到晚上7点。但猴脸面具总会一早售罄。一个面具1000日元。详情可向红叶八幡宫(Tel.092-821-2049)询问。

在附近的高取商店街,以参拜归来的客人为对象,从早上7点开始提供免费茶水。有时间的话,不妨前去一看,如何?

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猿のお面を玄関に飾るのが博多の習わし

 福岡市早良区の藤崎バスターミナルの前に、ひっそりとたたずむ小さな猿田彦(さるたひこ)神社があります。いつもはお参りする人もいない閑散とした神社なのですが、年に何度か大にぎわいを見せる日があります。年明けて最初ににぎわうのが「初庚申(はつこうしん)」の日。この日は毎年異なりますが2011年は1月5日(水)、日の出前の早朝5時半には、境内をぐるりと人が囲み、社務所が開くのを多くの人が待っています。何を待っているかといえば、そこで売られる縁起物のお面、猿面です。

 神社の祭神・猿田彦というのは、天孫降臨の際にニニギノミコトを道案内したという神さまで、それ以来、道の神、旅人の神、導きの神、道案内の神さまとして親しまれているとか。さらに猿は「去る」に通じて、火難や盗難を防ぐとされ、博多っ子は玄関にこのお面を掛けてお守りにしています。博多部を歩いていると、博多祇園山笠の役割(総務とか赤手拭いなど)を書いた表札の隣にこの猿面が飾られているのを見ることができます。

 この猿面ですが、ひとつひとつ職人さんの手作りだそうで、よく見ると表情が微妙に異なります。毎年新しいお面と古いお面を掛け替えるのですが、少しずつデザインも異なるようで、毎年のお面をずらりと飾っているツウの人もいるようです。境内には猿の飾り物が何個か置かれていますが、初庚申の日にはこの猿たちが赤い手拭いでほっかむりをしています。これがまた愛嬌があって可愛いのです。可愛いといえば、この日しか買えない名物「さるあめ」。金太郎飴の猿版です。

 近頃では、猿は木から落ちないことから、合格祈願のお守りとして購入する人も多いと聞きました。1月5日は頑張って早起きしてみましょう。社務所が開いているのは5時半から夜19時までですが、売り切れることは必至ですよ。猿面は1体1,000円。問い合わせは紅葉八幡宮(Tel.092-821-2049)

 近くの高取商店街では、参詣帰りの方たちに向け、朝7時から無料でお茶のサービスをしているとか。足を伸ばしてみませんか。