LastUpDate: December 1, 2010

博多小知识 47

少有人知的博多三日惠比须祭

少有人知的博多三日惠比须祭画像

本期要向大家介绍的是曾数次登场的,被博多人称为“栉田君”的博多总守护神栉田神社。栉田神社因每年7月15日清晨的“追逐山笠”(福冈夏季祭典博多祗园山笠活动的最高潮)而闻名,而每年12月在此举办的夫妇惠比须(财神)大祭-御千座却少有人知。如经过栉田的烤年糕店进入神社,右手边可见一座惠比须神社的分社,这里供奉的是夫妇惠比须神,即男惠比须神和女惠比须神,这在日本全国都属罕见。

神社所在之地从前曾是名为栉田滨的海岸。一年到头商贾渔船来来往往,热闹非凡。为了祈祷买卖兴隆、渔业丰收,人们在此举办神明与人类一同进餐的仪式,也就是“御千座”。之后,惠比须神除了被尊为买卖兴隆、农业丰产、渔业丰收的守护神之外,还被崇为能保佑夫妻和谐、圆满幸福之神。每年的12月2日和3日,在栉田神社内都会举办“御千座”仪式,通称三日惠比须祭。2日为宵惠比须,时间为下午5时到晚上11时。3日则为本惠比须,从上午10时到下午4时之间,每隔30分钟举办“千座”仪式。

在惠比须会馆的大厅接受驱邪仪式后,按照千座券(1500日元,有当日票出售)的票号顺序入座。穿着白色上下身礼服的人们扛着鲷鱼模样的神轿,随着太鼓的鼓声节奏在席间行进。之所以为鲷鱼模样,是因为这里从前曾是一片海滨。之后人们还将扛着18升的漆成朱红色的大酒杯游行,并且全体同声合唱“博多祝歌”。仪式结束后开始抽奖大会,参加的人皆可中奖。每当头奖抽中时,会场都会响起一片欢声。如果夫妻同往,还能获赠纪念品。即使不是夫妻,与友人同去也一样能笑逐颜开。而且每到这一时期,还会见到神社内名为“栉田银杏”的大银杏树一树美丽璀璨、赏心悦目的黄叶呢。

询问∶栉田神社  电话 092-291-2951

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博多の隠れた歳時記・三日恵比須のお祭りって?

 ここに何度となく登場したことがあるのが、「お櫛田さん」と博多っ子に呼ばれる、博多の総鎮守・櫛田神社。福岡の夏の風物詩、博多祇園山笠のクライマックス、7月15日早朝の追い山が行われるところとして有名ですが、12月に行われるこの行事を知っている人は少ないようです。それは夫婦(みょうと)恵比須大祭・ご千座。櫛田神社には、櫛田の焼き餅屋さんから入って右側に末社の恵比須神社があり、これが全国的にも珍しいことに男恵比須、女恵比須が祭られている夫婦恵比須なんです。

 その昔、ここ神社あたりは櫛田浜という海岸で、年中商いの船や漁船が多く出入りしており、商売繁盛や大漁祈願が行われ、神さまと人が一緒に食事をする儀式(神人同食)「ご千座」が催されていたそうです。それ以来、恵比須さまは商売繁盛、豊漁豊作に加え、夫婦円満の神さまになられました。櫛田神社では、毎年12月2日と3日にご千座、通称、三日恵比須のお祭りがあります。2日は宵えびすで、午後5時から夜11時まで、3日は本えびすで午前10時から午後4時まで30分ごとに千座が行われます。

 恵比須会館の大広間でお払いを受け、千座券(1,500円・当日券あり)の番号順に入って席に着くと、白衣裃(かみしも)姿の世話人たちが大きな鯛を御輿(みこし)のようにかつぎ、太鼓に合わせて参加者の間を練り歩きます。鯛が登場するのも昔は浜だったから。つづいて、18リットル入るという朱塗りの大盃をこれまたかついで回り、全員で「祝いめでた」を歌い納めるという行事です。式典が終わると、もれなく賞品が当たるくじ引き大会の始まり。大当たりが出るたびにドッと歓声があがります。夫婦で行かれると記念品もあるとか。夫婦じゃなくても友人同士でも楽しめます。この時期、ちょうど境内にそびえる「櫛田の銀杏(ぎなん)」といわれる大イチョウがみごとに黄葉(こうよう)しているはずですよ。

 問い合わせ=櫛田神社 TEL (092) 291-2951