
新しい時代の要請に即応したまちづくりを進めていくため、総合計画の推進、ICT(情報通信技術)を活用した各種情報化施策の推進、広域行政、国際化等の諸施策を推進しています。
また、複雑多様化する行政需要に即応できる執行体制の整備、職員の意識改革・資質の向上を図るための職員研修の実施などの他、本市の都市政策に関わる調査・研究を行う(財)福岡アジア都市研究所の事業など、広範多岐にわたる事務事業を実施しています。
![]()
情報公開制度については、公文書公開の適正な運用を図るとともに、市政に関する情報を迅速かつ積極的に市民に提供できるよう情報公表施策の一層の充実に努めます。
また、個人情報保護制度については、市民の権利・利益を保護していくため、個人情報の適正な取扱いの徹底に努めるとともに、市民や事業者に対して個人情報の保護についての周知・助言等の支援を行います。
船舶内で観光情報を提供する小型デジタルサイネージパネル(デジタルサイネージ福岡実験)
市民サービスの向上と行政の簡素化・効率化をさらに図るため、ICTを活用した行政情報化及び地域情報化をさらに推進しています。
具体的には、市民がインターネットを使って各種手続を行うことができる仕組み作りなど、電子市役所の構築を推進していくとともに、市民の情報活用能力の向上支援、福岡市Webまっぷの充実、情報化白書の作成、無線LAN整備に関する調査・検討など、ICTを活用した各種取り組みを進めていきます。
本市を取り巻く社会経済情勢の変化に的確に対応しながら、将来にわたって住みやすく活力と魅力ある都市づくりを推進するために、本市においては市政の総合的な計画として「基本構想」「基本計画」「政策推進プラン(第2次実施計画)」からなる「福岡市総合計画」を策定しており、本計画に基づいて市政全般にわたる施策の総合的な推進を図っていきます。
平成15年3月に、新しい福岡づくりの基本方向「自由かっ達で人輝く自治都市・福岡をめざして~九州、そしてアジアの中で~」を掲げる福岡市新・基本計画(全市編)を策定しました。
16年3月には、区や地域の特性・課題を踏まえて、個性を活かした、暮らしやすい、魅力ある地域づくりをめざし、区基本計画を策定しました。
また20年6月には新・基本計画の実現に向けて、「政策推進プラン(第2次実施計画)」、「財政リニューアルプラン」、「行政改革プラン」が連動した、4年間の市政運営の基本方針『福岡市2011グランドデザイン』を策定しました。「政策推進プラン(第2次実施計画)」においては、4年間のまちづくりの目標像、特に力を入れていく分野や4年後(23年度)の成果指標の目標値などを示しています。毎年度の成果指数を把握・公表するなど、実施状況の進行管理を行いながら、施策を推進していきます。

福岡都市圏は、近郊に中小河川しかなく、地理的に水資源に恵まれていません。このため、十分な水資源を確保できるよう都市圏一体となって、国・県など関係機関に対し積極的な働きかけを行うとともに、節水施策を進めるなど限りある水資源の有効かつ合理的な利用に取り組んでいきます。
また、福岡都市圏流域連携基金を活用し、筑後川をはじめ都市圏共通の水源地域との交流・連携を積極的に推進していきます。
社会生活圏の拡大にともない、行政の広域的取り組みはますます重要になっています。
福岡都市圏の17市町で構成する福岡都市圏広域行政推進協議会では、福岡都市圏広域行政計画に基づき、水、ごみ、交通問題への対応や図書館・スポーツ施設の広域利用など、広域的な行政課題等の解決に向け、一体的な取り組みを行っています。

アジアの玄関口としての福岡市の拠点機能と、九州の交通・物流の結節点に位置する久留米市、小郡市、鳥栖市、基山町の機能を高次元で生かし一体的経済発展を図るとともに、都市が有する近代的資源と豊かで美しい自然、歴史的・文化的資源などを相互に活用して、圏域全体として魅力を高めるため、「グランドクロス広域連携協議会」を設置し、企業誘致や観光分野における連携を行っています。
「福北連携の理念」(平成21年7月改定)に基づき、「アジアを中心とした国際交流の推進」「環境問題への対応」「地域主権型社会に向けての取り組み」「市民生活の質の向上」という四つの視点から、福岡市と北九州市との連携の強化を図っています。
九州新幹線鹿児島ルート全線開業を契機に、3市が自らの地域だけでなく九州全域の一体的な発展に寄与することを目的とし、市民の交流促進、観光振興、地域資源の相互活用などを行っています。
本市には現在7つの姉妹都市等があり、各都市と積極的に交流を進めています。平成23年度は英語や中国語の弁論大会を開催し、優秀者を姉妹都市等に派遣するほか、青少年訪問団の相互派遣なども予定しています。

「アジアマンス」の中心イベントの一つとして、アジア文化の発展に功績のある文化人を招き、都市の視点から賞を贈る「福岡アジア文化賞」は2011年で第22回を迎えます。
今年9月も素晴らしい受賞者が福岡を訪れ、優れた研究や多様な文化を紹介します。市民とともにアジアの未来について語る「市民フォーラム」や次代を担う青少年と交流を深める「学校訪問」、地元大学や研究者とのネットワークを図る「アジア文化サロン」の事業を通して、毎年アジアとの間に文化の絆を築いていく、福岡が世界に誇る国際賞です。
アジア太平洋都市サミットは、アジア太平洋地域の諸都市の首長が一堂に会し意見交換を行うことにより、都市問題の解決に向けた相互協力および一層の発展に向けたネットワークの構築を図ることを目的に、隔年で市長会議と実務者会議を開催しています。平成23年度は日本・鹿児島市で実務者会議が開催されます。
平成19年度に創設した福岡市市民国際貢献賞を通して、個人・団体の国際貢献活動を奨励し、草の根レベルの活動の広がりを図っていきます。また、国際貢献活動を行っている個人・団体についてその活動を広く市民に紹介することで、市民の理解と関心を高めるなど、市民の主体的な参加を推進していきます。
ハビタットは都市環境管理・住宅開発・防災などを担当する国際機関ですが、本市にはアジア太平洋地域を管轄する福岡本部が設置されており、津波被害を受けたインドネシアやスリランカの復興支援をはじめ、数多くの居住環境改善プロジェクトを担当しています。本市は、中国での「福岡方式」ごみ埋立技術の導入やアジアにおける都市連携への協力などにより同本部への活動を支援し、アジアへの国際貢献を図っています。

外国人が福岡で快適に生活できるように、福岡国際交流協会「レインボープラザ」において、外国人のための各種相談サービスと、様々な情報提供を行っています。
また、大学、企業、「福岡外国人学生支援の会」など様々な機関・団体と連携しながら、外国人学生が福岡で安心して勉学に励めるよう、奨学金や宿舎運営などの支援策を実施しています。