
西区には自然という宝があります。飯盛山などの山林、室見川や今津干潟、小呂、玄界、能古の島々など、暮らしに身近なところに多様で豊かな自然を擁しています。また、こうした自然の中で育まれた新鮮で安全な農産物や水産物が市民に提供されています。
西区には市民という宝があります。環境美化や福祉活動などの地域コミュニティの活動が盛んに行われており、各地に息づく様々な史跡や伝統行事も地域の人々の手によって守り伝えられています。
自然、市民という西区の宝に、九州大学という新しい宝が加わりました。
これら3つの宝を活かし、磨きあげながら、西区を暮らしやすく魅力あるまちにするための施策の方向性を示す「西区基本計画」(目標年次2015年)を平成16年3月に策定しました。現在この計画に基づき、市民と行政が起動し、西区のまちづくりに共働で取り組んでいます。
![]()

市民の自主的で自律的な環境活動を推進するため、地域のリーダーとなる人材を発掘・育成しその活動を支援するとともに、地域コミュニティ等とのネットワークを形成し、「市民と西区役所が共働して環境啓発活動を行う」環境のまち西区の実現をめざします。

市街化調整区域の活性化に向けた現況調査を実施し、住民主体による地域に応じた今後の活性化方策などを検討していきます。

身近な地域でのよりよい地域づくりを支援するために、地域活動を担う人材を発掘・育成し、その人材を地域内で登録・活用するシステムを構築しています。さらに小学校区単位の地域コミュニティの組織である「自治協議会」の組織強化を図る研修会の実施や、地域コミュニティの拠点である公民館の事務効率化を図っています。

街頭犯罪や交通事故が多発する中、地域の自主的な防犯活動を支援するとともに、自転車利用者のマナー向上にむけた取組みや交通安全の注意を促すストップマークを貼付するなど交通事故撲滅のための諸施策を展開し、西区が犯罪や交通事故のない安全で住みよいまちになるよう取り組みます。

家庭や地域との連携のもと、幼小児期から成人までそれぞれのライフステージに応じた基礎的な食習慣の確立をはかり、西区の豊かな食材を活用した料理教室の開催などにより、食の大切さへの理解を深め、豊かな人間形成と健康的な食習慣の形成を目指します。

九州大学の大学教員・学生による子ども向け科学教室の開催や学生と地域住民による「伊都祭」の開催支援など、九州大学と地域との連携・交流を促進し、大学の知識や多彩な人材を地域の人材育成やまちづくりに活かすことを目指します。

区域全体を地域ごとの魅力を展示した「博物館」と位置づけ、区内の自然、歴史、文化、活動団体などの様々な有形・無形の地域資源や人的資源を区民が主体となって保存・育成・創出し、それらに回遊性をもたせることで区民による地域資源の活用を促進するとともに地域外にも魅力を発信します。

11月を区の様々な魅力に触れて・楽しむ「文化月間」と位置づけ、区内各地で行われる多彩な催しを広く発信していきます。
この、地域の皆さんによって実施される「西区民による西区民のための文化祭」では、単なる一過性のイベントに終わらせることなく、「文化」を柱としたまちづくり活動へつないでいくことを目指しています。