
福岡市地下鉄は、昭和56年7月に室見~天神間5.8kmを開業して以来、順次、延伸・開業を重ね、平成5年3月に博多~福岡空港間を開業したことにより、空港線(1号線、姪浜~福岡空港、13.1km)、箱崎線(2号線、中洲川端~貝塚、4.7km)の全区間が開業しました。
その後、慢性的な交通渋滞を緩和し、効率的で利便性の高い公共交通体系の確立を図るとともに、均衡あるまちづくりを推進するため、新たに七隈線(3号線、橋本~天神南、12.0km)の建設を進め、平成17年2月に開業を迎えました。この七隈線の開業に伴い、現在では、3路線全線で計29.8㎞、1日に34万人以上のお客さまを輸送する公共交通機関として、市民生活、都市活動に不可欠な都市基盤施設となっています。
また、福岡市地下鉄は平成23年7月に開業30周年を迎えます。30年間にわたるお客様のご利用に、深く感謝しますとともに、これからも安全・安心を最優先に、快適便利でみなさまに愛される地下鉄を目指していきます。
1日の運行本数は、空港線・箱崎線が平日574本、土休日522本、七隈線が平日306本、土休日272本となっています。また、平日の朝ラッシュ時(午前8時~9時)には空港線が3分、箱崎線が6分40秒、七隈線が4分の間隔で運行しています。
また、空港線が姪浜駅でJR筑肥線と相互直通運転を行っているほか、天神駅では西鉄天神大牟田線と、博多駅では新幹線やJR鹿児島本線と接続、箱崎線が貝塚駅で西鉄貝塚線と接続しています。さらに、新たに開業した七隈線も、薬院駅で西鉄天神大牟田線と、天神南駅で空港線と接続しており、福岡都市圏の基幹交通網の要としての役割を担っています。
さらに、空港線は、地下鉄として全国で初めて空港乗入れを実現し、空港から博多駅まで5分、都心の天神まで11分の利便性を確保しており、地下鉄路線を軸として、JR、西鉄の各路線と国内外の航空路線を結ぶ広域交通ネットワークを形成しています。
空港線 |
箱崎線 |
七隈線 |
|
|---|---|---|---|
区間 |
姪浜~福岡空港 |
中洲川端~貝塚 |
橋本~天神南 |
営業キロ |
13.1km |
4.7km |
12.0km |
駅数 |
13駅 |
7駅(中洲川端を含む) |
16駅 |
平均駅間距離 |
1.09km |
0.78km |
0.80km |
建設期間 |
昭和50年度~平成5年度 |
平成8年度~平成18年度 |
|
建設費 |
4,113億円 |
2,811億円 |
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乗車人員 |
339,355人/日(平成21年度) |
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運賃収入 |
59,202千円/日(平成21年度) |
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車両走行キロ |
50,746km/日(平成21年度) |
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<九州大学病院前地下通路の整備>
九州大学病院と地下鉄「馬出九大病院前駅」において、九大病院の外来病棟を利用される方をはじめ、高齢者の方や交通弱者の方などに安心してご利用いただき、地域の安全・安心のまちづくりの推進に寄与することを目的として、九大病院と共同でエレベーター2基を併設したバリアフリー地下通路の整備を、平成24年度末供用開始を目指し平成23年度に着手します。
<七隈線延伸計画調査>
七隈線は、市西南部地域の慢性的な交通渋滞の緩和、効率的で利便性の高い公共交通体系の確立、均衡あるまちづくりの推進を目的として計画され、そのうちの橋本~天神南間(12.0km)を平成17年2月に開業しました。
しかしながら、都心部区間が未整備となっていることから、七隈線本来の整備目的や機能を十分に果たしているとはいえない状況にあり、都心部の鉄道ネットワーク強化が必要と考えています。
平成23年度は、天神南~博多駅間の延伸について、国との協議に必要な調査を行い、並行して環境アセスメントに着手します。
七隈線都心部区間の検討
http://subway.city.fukuoka.lg.jp/subway/toshinbu/index.html
<環境関連きっぷの販売促進>
都心部のヒートアイランド現象や地球温暖化などの環境問題に対する関心が高まっており、マイカーから環境にやさしい乗り物である地下鉄に変えていただくことで、少しでも地球温暖化防止などに貢献できるよう、毎週土・日と祝日は「エコちかきっぷ」を発売するなど環境負荷の低減につながる取り組みを進めています。

<環境関連PR (SUBWAY DIET(サブウェイ ダイエット)>
「 駅まで歩く、駅から歩く。」をスローガンに、地下鉄利用による 環境への貢献や、駅まで歩くことによる健康づくりなど、地下鉄を 含むライフスタイルを提案するプロモーション活動を展開しています。


<地下鉄ICカード「はやかけん」>
平成21年3月7日から、ICカード「はやかけん」のサービスを開始しました。
「はやかけん」は改札機にタッチするだけで利用でき、紛失・盗難時の再発行が可能であるなど、大変利便性が高く、安心してご利用いただける乗車券です。
平成22年3月13日には、JR九州(SUGOCA)、西鉄(nimoca)、JR東日本(Suica)との相互利用や電子マネーサービスを開始しました。
また、地下鉄独自のサービスとして、地下鉄利用実績に応じたポイントサービス、児童の登下校等時刻を保護者にお知らせする「みまもりタッチ」サービス、車から地下鉄へ乗り継ぐ(パークアンドライド)お客様への優待サービスを行うなど、「はやかけん」が持つ機能を有効に活用し、幅広く社会に貢献できる公共のカードとして、更なる利便性の向上に努めたいと考えています。
地下鉄ICカード「はやかけん」
http://subway.city.fukuoka.lg.jp/hayakaken/index.html