
道路下水道局は、市民生活を支える道路、河川、下水道の整備を行っています。
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私たちは毎日、さまざまな目的で道路を利用しています。道路は、人や車が通るだけでなく、電気・電話・ガス・上下水道などのライフラインの収容や火災の延焼防止など、まちにとって、大きな役割を担っています。
本市の骨格となる福岡高速5号線や国道、また、それにアクセスする都市計画道路の整備を行い、放射環状型ネットワークの構築を図ります。
また、市民生活に密着した道路についても、通学路を中心とした歩車分離や、ユニバーサルデザインの理念に基づき、高齢者や障がい者など誰もが安全で快適に利用できる道路の整備に取り組んでいます。
さらに、橋梁などの計画的な維持管理や、地域住民との共働・連携によるまちづくりにも取り組んでいます。
http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan1.html
【福岡都市高速道路の整備】
福岡都市高速道路は、都市内交通の円滑化や地域間の交流促進・連携強化などを図るため、放射環状型の自動車専用道路網の形成を目指し、本市と福岡県、北九州市が出資・設立した福岡北九州高速道路公社において整備および管理運営が行われています。
平成23年2月26日には5号線の野芥から福重間4.1㎞が開通(西九州自動車道と接続)し、現在では、計画全長56.8㎞のうち55.9㎞が開通しています。交通量は、1日あたり16万台を超え、福岡都市圏の大動脈となっています。(※平成21年度実績) 残る、5号線と1号線の接続区間0.9㎞は、平成24年の開通が予定されています。完成すると、九州初となる「都市高環状線」が誕生し、さらに便利になるとともに1号線や2号線での事故や災害時などにおける迂廻路として機能し、緊急時の道路ネットワークの信頼性がより一層向上します。

http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan1_2.html
【西鉄天神大牟田線連続立体交差事業(雑餉隈駅付近)の促進】
西鉄天神大牟田線雑餉隈駅付近において、鉄道と道路が平面交差している踏切部での慢性的な交通渋滞や事故を解消し、鉄道によって分断されていた地域を一体化するなど、良好な住環境を形成するため、鉄道の高架化を進めるとともに側道の整備を進めます。
事業区間:福岡市博多区南八幡町~福岡市博多区西春町
事業延長:1.86km
事業期間:平成22年度~平成35年度
http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan1_3.html
【緊急輸送道路橋梁耐震補強事業】
災害時における人命救助活動、消防活動および物資輸送活動に不可欠な緊急輸送を確保するため、国の「緊急輸送道路の橋梁耐震補強3ヵ年プログラム」に基づき、平成23年度も橋梁の耐震補強を進めます。
http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan2_4.html
【交通安全施設等整備事業】
通学路を中心とした歩車分離、危険な交差点の改良、道路照明灯やカーブミラーの設置を行うなど、交通事故防止に努めています。
また、地区内道路において、通過交通の進入を抑えることにより、人が安心して歩き、集える空間を面的に確保するため、地域住民参加のもと、地区内の交通規制と道路整備による、コミュニティゾーン形成事業(歩行者優先の地域づくり)を進めています。
http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan2_5.html
【道路のバリアフリー化】
全ての人々が社会参加できるよう、歩道のフラット化や、水はけがよく滑りにくい透水性舗装 など、ユニバーサルデザインに基づいた道路整備を進めます。特に、福岡市交通バリアフリー基本方針でバリアフリー重点整備地区(※)に指定された箇所については、優先的に取り組みます。
※一定規模(5,000人/日以上)の旅客施設を中心とした地区のうち、、旅客施設及び旅客施設と周辺施設を結ぶ経路のバリアフリー化の必要性が特に高い地区を、「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(いわゆる交通バリアフリー法)に基づき位置づけた地区のこと。
http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan2_6.html
【自転車対策】
自転車から鉄道への乗り継ぎの利便性の向上を図るとともに、駅周辺における放置自転車の解消を図るため駐輪場の整備を進めています。
さらに、自転車利用の多い建築物に駐輪場の設置を義務づけるなどして民間駐輪施設の整備を進めています。
また、道路や歩道に放置された自転車は、歩行者の安全な通行に支障をきたしたり、都市景観の低下をまねいているため、放置自転車対策として40地区を自転車放置禁止区域に指定し、違反した自転車の移動・保管をしています。
なお、放置禁止区域外でも3日間以上放置されている自転車は移動・保管しています。
| 設置数 | 収容台数 | |
|---|---|---|
| 有料駐輪場 | 85箇所 |
39,736台 |
| 無料駐輪場 | 39箇所 |
11,061台 |
| 合計 | 124箇所 |
50,797台 |
http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan2_7.html
【無電柱化の推進】
安全で快適な通行空間の確保、都市景観の向上、都市災害の防止、地域の活性化等のために、商業地域、オフィス街、駅周辺等の幹線道路や歴史的町並みの保全が特に必要な地域などにおいて無電柱化を進めます。
http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan3_8.html
【道路の維持補修】
道路は市民生活において、なくてはならない施設であり、安全で快適な利用ができるよう、道路パトロールを実施するほか、市民の皆様からの情報提供により異常箇所の早期発見、補修を行い事故防止に努めています。
また、橋梁などの道路施設において、費用対効果の高い計画的な維持管理を進めます。
http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan3_9.html
自動車や自転車などのドライバーが、お互いに思いやりの気持ちをもって道を使うような社会を目指して、マナーアップに取り組みます。また、歩行者などの通行阻害や都市景観の悪化を引き起こしている放置自転車や不法占用物の対策を進めます。
http://doboku.city.fukuoka.jp/ap2011/action_plan3_10.html
【新歩行空間整備事業の推進】
地権者の協力が得られる民有地を、市が無償で借地し、歩行空間として整備を行うことにより、市民と共働で歩行空間の確保を図ります。
下水道は、市街地の浸水防除やトイレの水洗化など、安全で快適な生活環境をつくり、海や河川などの公共用水域の水質汚濁を防止するうえで欠くことのできない重要な施設です。
本市の近代的下水道の整備は、昭和5年に博多・千代部の建設に始まり、昭和38年からは、第1次下水道整備五箇年計画として本格的な整備に着手しました。
下水道整備計画(H21~24)では浸水対策、未整備区域の解消、合流式下水道の改善、高度処理、老朽施設の改築更新などを重点施策として、事業の推進に努めています。
河川の整備は、市民の生命と財産を守る治水という目的に加え、都市部での貴重な水と緑の空間として、河川環境や治水池環境に配慮した整備を行っています。
本市の下水道普及率は平成19年度末で99.5%に達し、面的な整備が完了していますが、引き続き未整備地区の整備を進めていきます。

| 年度 | 人口普及率 | 年度 | 人口普及率 | 年度 | 人口普及率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 昭和58年 | 54.9% |
平成4年 | 93.2% |
平成13年 | 98.9% |
| 昭和59年 | 59.5% |
平成5年 | 94.7% |
平成14年 | 99.1% |
| 昭和60年 | 65.6% |
平成6年 | 96.3% |
平成15年 | 99.2% |
| 昭和61年 | 70.4% |
平成7年 | 97.3% |
平成16年 | 99.3% |
| 昭和62年 | 74.9% |
平成8年 | 97.9% |
平成17年 | 99.4% |
| 昭和63年 | 79.0% |
平成9年 | 98.3% |
平成18年 | 99.4% |
| 平成元年 | 83.6% |
平成10年 | 98.5% |
平成19年 | 99.5% |
| 平成2年 | 87.3% |
平成11年 | 98.6% |
平成20年 | 99.5% |
| 平成3年 | 90.3% |
平成12年 | 98.8% |
平成21年 | 99.5% |
下水道が整備され、処理区域として告示されると、くみ取り式便所は3年以内に水洗便所に改造し、浄化槽・台所・風呂場などの生活排水や工場・事業所の排水は、6か月以内に下水道本管に接続しなければなりません。本市では水洗化の促進を図るため無利子の貸付制度や助成制度を設けています。
浸水を防ぐために治水の根幹である河川改修による流下能力の向上を図るとともに、内水排除のための下水道整備を総合的に推進しています。
平成11年6月29日の集中豪雨では甚大な浸水被害が発生したことから「福岡市雨水整備緊急計画(雨水整備Doプラン)」を策定しました。この計画は、早急に対策を行うべき地区を選定し、従来から実施している雨水ポンプ場や雨水管などの整備に加え、できるところからできるだけの対策を早期に行うことにより、浸水被害の軽減を目指しています。
また、平成15年7月19日には、再度の甚大な浸水被害が発生したことから、「雨水整備Doプラン」に基づく対策に加え、博多駅周辺地区については、新たに「博多駅地区緊急浸水対策事業(雨水整備レインボープラン博多)」を策定し、雨水整備水準を強化した浸水対策を分流化と連携しながら進めています。
また、博多駅地区と同様に地下街が発達し、都市機能が集積している天神地区についても、平成21年度に「雨水整備レインボープラン天神」を策定し段階的に整備に着手しています。
さらに、平成21年7月の豪雨により市内各地で浸水被害が発生し、市民生活に多大な影響をもたらしたことから、引き続き、「雨水整備Doプラン」及び「雨水整備レインボープラン」の早期完了に向け事業を推進しております。
また、都市の保水機能を向上させるため、公共施設においては、「福岡市雨水流出抑制指針」に基づき、雨水を貯留・浸透させる施設整備を関係局と連携しながら進めていきます。市民との共働による雨水流出抑制対策としては、戸建て住宅や共同住宅並びに事業所への雨水貯留タンク購入費の助成を行うとともに、市街化区域内(一部の区域を除く)で建築物の存する敷地に設置する雨水浸透施設の設置費を助成しています。
下水道整備によってトイレの水洗化の普及拡大を図り、生活排水や工場排水を集めて処理することで博多湾や河川の水質保全を図っています。
これまで公共用水域の水質汚濁を防止するため、リンを除去する高度処理を実施してきましたが、さらなる博多湾の水質保全を目指し、富栄養化の原因となる窒素とリンを同時に除去することができる高度処理について、平成19年度より、一部導入しています。
また、都心部など早くから下水道を整備した地区は、汚水と雨水を一本の管で流す合流式となっていますが、大雨が降ると下水の一部が未処理で流出することがあります。
この改善を図るため、雨水滞水池を整備し、雨の降り始めの下水を一時的に貯留し、晴天時に水処理センターに送り、処理しています。
さらに、汚水と雨水を別々の管で流す分流式に改造する分流化事業について、平成16年度より博多駅周辺地区の約300haにおいて、浸水対策と連携しながら事業を進めており、天神周辺地区の約100haにおいても、平成21年度より、事業に着手しています。
節水型都市づくりの一環として下水処理水を貴重な水資源として活用する「再生水利用下水道事業」を実施しています。
主に水洗トイレの洗浄用水として、天神・渡辺通り地区、シーサイドももち地区、博多駅周辺地区、都心ウォーターフロント地区、香椎地区・アイランドシティ地区の大型ビルなど370か所以上へ供給しています。
下水道を市民に親しまれるものにするために、水処理センターの建物の上を利用して、ソフトボール場、テニスコートなどを設けて市民に開放しています。
また、向島ポンプ場(博多区祗園町)の上部を利用し、「ぽんプラザ」を平成12年9月にオープン。2階は下水道PRコーナー、4階は小ホール形式の文化施設(ぽんプラザホール)として活用しています。
下水の処理過程で発生する汚泥や焼却灰については、セメントや土質安定材の原料などに有効利用しています。
下水の高度処理過程(MAP法)において取り出した、りん酸や窒素分を多く含んだマップ顆粒「高度複合肥料ふくまっぷ21」を販売しています。
※「博多のびのび」は平成23年度末をもって、製造・販売を終了する予定です。
浸水対策のため、雨水排水の根幹である主要な河川の整備を進めています。
【主要な河川】
都市基盤河川 |
市域内二級河川42河川のうち、20河川を都市基盤河川に指定し整備促進に努めています。平成23年度は金屑川、周船寺川、水崎川の3河川について実施します。 |
|---|---|
準用河川 |
市域内準用河川25河川のうち、過去の浸水履歴等、整備優先順位の高い河川より順次整備を行っています。平成23年度は浜男川、片江川の2河川について実施します。 |

【那珂川・樋井川床上浸水対策特別緊急事業】
平成21年7月に発生した「中国・九州北部豪雨」で甚大な被害を受けた那珂川及び樋井川について、福岡県が平成22年度から概ね5年間で河床掘削などにより治水能力の向上を図り、浸水被害の軽減を目指します。
○那珂川:事業延長 14.3km、全体事業費 約136億円
○樋井川:事業延長 5.9km、全体事業費 約 36億円

河川整備にあたっては、治水機能の向上と併せ、それぞれの河川の持つ環境や地域の特性を十分配慮し、潤いや親しみのある環境整備を進めています。
○平成23年度は香椎川、博多川、油山川について実施
○その他(那珂川、博多川)
那珂川や博多川において、にぎわいを演出する社会実験等を実施。
市内を流れる河川には、河川法の適用を受け、県知事が管理する「二級河川」のほか、市長が管理する河川として、河川法を準用する「準用河川」、河川法の適用を受けない「普通河川」があります。なお、「普通河川」については、平成17年2月に福岡市普通河川管理条例を制定しています。
| 種別 | 根拠法令 | 管理者 | 水系数 | 河川数 | 市内流路延長 |
|---|---|---|---|---|---|
| 二級河川 | 河川法が適用される河川 | 県知事 | 13 |
42 |
143,427m |
| 準用河川 | 河川法が準用される河川 | 市長 | 10 |
25 |
49,670m |
| 普通河川 | 市条例で管理する河川 | 市長 | 22 |
65 |
66,380m |
| 計 | 26 |
132 |
259,477m |
||
| 種別 | 数 | 主な治水池 |
|---|---|---|
| 治水池 | 61 |
ひょうたん池、平尾大池、野間大池、大牟田池 |
治水池とは、豪雨のとき一時的に雨水を貯め、河川の増水を緩和させる目的で、かんがい用途がなくなった「ため池」のうち、洪水調節効果があるものを整備しているものです。
治水池は、都市に残された貴重なオープンスペースですので、中央区の平尾大池や城南区の鳥飼池などのように水辺環境に配慮した整備も行っています。