
中央区は、市の中心部に位置し、かつては城下町として栄え、現在は行政・経済・文化の中枢拠点として発展を続け、デパート・金融機関・商社などの商業・業務機能が集積しています。
とりわけ天神地区は、鉄道やバス網の起点となる交通の要衝であり、アジアの交流拠点都市をめざす市の中心として国際化・情報化に対応したまちへと発展しており、また、今後も九州新幹線の全線開業や外国クルーズ船の寄港による来街者の増加が見込まれます。
都心周辺部では、西公園から大濠公園・舞鶴公園、および動植物園のある南公園、鴻巣山と水と緑に親しめる空間がつながり、憩いの空間を創出しています。また、鴻臚館跡や福岡城跡などの歴史遺産の他、文化施設や医療・福祉施設、公共機関も多く集積しています。
一方で、自転車の違法駐輪や危険走行、モラル・マナーの悪化、ひったくりや自転車盗難などの街頭犯罪、交通渋滞、地域コミュニティの希薄化など、都心部固有の課題もあります。
中央区は、このような地域特性や課題等を踏まえながら「にぎわい」「健康」「安心」の3つの柱をまちづくりの中心に据え、「人が集い、活気あふれるまち」 「自然と共生し、資源を活かした魅力あるまち」 「思いやりあふれる快適なまち」 「お互いが支え合う、人にやさしいまち」 「誰もが安心して暮らせるまち」などを目標に、「アジアに輝く成熟のまち 中央区」をめざして取り組んでまいります。
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天神地区を魅力あるまちにしていくために、地区の住民、企業、関連団体などで構成されるエリアマネジメント団体「We Love天神協議会」と共働してにぎわいと憩いの創出、まちの景観・環境美化活動、自転車対策や交通対策などに取り組みます。

都心部の大名・今泉・天神・春吉等地区における「通りの名称付け」や「名称標示」を行うことで、誰もが歩きやすく案内しやすいまちづくりを進めるとともに、地域住民に道路への愛着を持ってもらい、コミュニティの活性化を図ります。

中央区の大名・今泉・天神・春吉等地区における歴史や文化・食などの多くの地域資源および「通りの名称」を生かし、地域や関係団体とも連携を図りながら魅力ある「まちあるきマップ」を作成することにより、来街者や観光客をはじめ、誰もが気軽に「まちあるき」が楽しめる環境づくりに取り組みます。
中央区には、鴻臚館跡、福岡城跡以外にも、市民や来街者の皆さんに知られていないような万葉歌碑、歴史的人物の史跡など数多くの歴史・文化資源が存在しますが、これらの歴史・文化資源に説明板を設置することにより、その魅力を紹介するとともに、地域の活性化を図っていきます。

駐輪場の整備や放置自転車の撤去、街頭指導、歩道での自転車と歩行者の分離を進めます。
また、特に人通りの多い歩道を「おしちゃりロード」に位置づけたり、毎月8日の「中央区自転車マナーアップの日」に街頭啓発に取り組んだりするなど、地域やWe Love 天神協議会などと共働して人と自転車が共生できるまちづくりを推進します。

中央区内の商店街や地域・専門学校の学生等と共働で、飲酒運転撲滅キャンペーンやハンドルキーパー運動などの交通安全啓発運動を実施します。 また、交通事故対策として、交通事故危険個所に注意喚起の路面シール貼付や反射電柱幕の設置を行うなど、交通事故が発生しにくい環境づくりを推進します。

健康づくりのために、「ちょこっとウォーキング」として生活の中で意識して歩くことを推奨し、身近なウォーキングコースを紹介する校区ウォーキングマップや「ちょこっとウォーキングだより」を発行します。また、地下鉄の六本松駅・唐人町駅周辺主要道路に駅までの距離表示を設置したり、「ちょこっとウォーキングキャンペーン」を開催したりすることで、歩く健康づくりを推進します。
自治の確立に向けて、地域が抱える多くの課題を解決するために、平成21年度に報告書としてまとめた解決策をもとに、校区の実践活動の参考となる勉強会や校区ホームページの開設運営支援等を地域と共働で実施し、自治の基盤である自治協議会および自治会・町内会の活性化や組織強化に取り組んでいきます。
助産師による妊産婦と乳児の個別相談(母子何でも相談)や、初めて子育てを経験する保護者を対象に参加型教室(安心子育て応援セミナー)を開催し、子育ての悩みや不安の解消に努めます。
また、幼児の発達に不安を抱える保護者には、臨床心理士等の専門家が早期から関わり、遊びを通して子育てをサポートする教室で保護者の負担を軽減し、安心して子育てができるよう支援します。

防犯出前講座や校区防犯担当者会議を開催し、地域における防犯意識の高揚を図るとともに、街頭犯罪防止啓発物の設置や犯罪が起きにくい環境をつくるため落書消しなどの活動を支援します。

安全安心マップを活用したワークショップを開催し、地域の危険個所や交通事故多発地点を再点検するとともに、新たな情報を盛り込んだ安全安心マップの改訂版を作成し、データを校区へ譲渡するなど、地域住民の安全安心への意識高揚とその体制の強化支援を行います。