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福岡市の概要

交通・運輸・貿易

 本市には、主要地域拠点空港である福岡空港や、特定重要港湾に指定されている博多港をはじめ、天神や博多駅を中心に県外の各地と結びついている新幹線やJR各線、市営地下鉄、西日本鉄道などの鉄道網、九州縦貫自動車道や都市高速道路などの道路網が整えられています。

福岡空港

写真:福岡空港国際線ターミナル外観

 福岡空港は、市の中心部に近い場所に位置し、地下鉄で博多駅から5分、天神から11分でアクセスできるほか、高速道路のインターチェンジからも近く、九州一円の利用者にとっても大変便利な空港です。また、航空ネットワークは国内線22都市、国際線はアジアを中心とした16都市と結ばれており、平成20年の利用者数はわが国4番目の約1,729万人となっています。

 平成20年はアジアとの近接性もあって韓国、中国、台湾などの外国人利用者の割合が伸びてきており、年間約89万人の方々から利用されました。貿易額は輸出・輸入併せて1兆2,024億円となっており、貿易相手国は利用者同様、韓国、中国、台湾といったアジア諸国が大きな割合を占めています。また、福岡空港の年間の経済波及効果は、九州地方で7,913億円、福岡市で3,337億円と試算されており、旅行や物流だけでなく経済、文化、学術交流など本市をはじめ、福岡都市圏や西日本地域の発展に大きく貢献している重要な都市基盤となっています。

 福岡空港の平成20年の発着回数は約13万5千回となっています。また、福岡空港の立地による建物の高さ制限や騒音問題などの都市問題も抱えており、地域のみなさんの理解と協力のもとに運営されています。

博多港

写真:博多港全景(南側から)

 博多港は、2,000年の昔から中国大陸や朝鮮半島との交易拠点として栄えてきた歴史のある港で、福岡市の発展は博多港とともにありました。
 博多港は、全世界から穀物、家具、衣類・日用品、野菜・果物など生活に密着したものを数多く受け入れており、また、タイヤ、自動車、古紙等の再利用資材、産業機械などを全世界に向けて送り出しております。また、博多港の物流機能がもたらす経済効果及び雇用創出は、福岡市内総生産及び従業者数の4分の1を上回るなど、九州・西日本地域の暮らしと経済を支えています。
 特に、国際海上コンテナ貨物は年々増加し、平成20年は約76万TEUとなっており、世界の主要港との間に31航路月間166便(平成21年2月現在)の国際コンテナ定期航路が就航しています。
 また、旅客港としても国内外と多数の航路を有しており、特に外国航路においては地理的に近い韓国・釜山港との間のフェリー、ジェットフォイルなど複数の定期航路を保有、また中国からのクルーズ船も寄港しており、平成20年の旅客数は約85万人超となるなど、九州・アジアの海の玄関口となっています。

陸上交通

 本市の鉄道網は、市営地下鉄及びJR九州、JR西日本及び西日本鉄道の各路線によって構成されており、市内のみならず都市間など広域的な大量交通需要を担う交通機関として大きな役割を果たしています。
 一方、本市の道路網は、広域的な交流・連携や市民生活、都市活動などを支える都市高速道路や国道などの幹線道路を軸として、放射環状型道路ネットワークの形成を目指して整備を進めています。
 市内の道路の総延長は3,904.0キロ、国道101.5キロ、県道256.2キロ、市道(都市高速道路を含む)3,546.3キロで、舗装率(面積)99.0%となっています。(平成19年4月1日現在)
今後、これらの鉄道、道路の有機的な連携を図り、都心一極集中型からネットワーク型の交通体系への転換を図っていきます。

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