日本と中国の交流を裏付ける国宝「金印」が福岡で発見されたことが象徴するように、福岡・博多の歴史は、日本とアジアとの交流の歴史そのものでもあります。街の歴史は地域の貴重な財産であり、全国にも他に比較することがないほど対外交流の痕跡が残っている福岡を全史的に見た市史をつくろうと、多くの研究者がかかわって編さんが始まりました。15年という歳月をかけて全35巻を刊行する予定の壮大なプロジェクトです。現在の福岡市域を基本的な対象地域として、原始から現代(2000年)までの歴史を日本国内にとどまらず、国外、特にアジアとの関わりに重点をおいて明らかにするものです。通史編が9巻、資料編16巻、民俗編3巻、特別編7巻の予定。