消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週月曜日の朝刊へ掲載)
福岡市の家庭から出る燃えるごみの約3分の1は生ごみです。この中には期限切れなどが理由で未開封や未使用のまま捨てられる「手つかず食品」が含まれ、燃えるごみの約4%を占めています。
まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」と言います。2015年度の推計によると、日本全体では1年に約646万トンもの食品ロスが発生しており、これは国民一人一人が毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てていることに相当する量です。
このもったいない食品ロスは、家庭でのちょっとした工夫で減らすことができます。例えば、冷蔵庫の中を整理すれば、保存している食品を把握することができ、買っていたことを忘れてうっかり二重買いをしてしまうことなどを防げます。また、買い物をする時は安いからといって買いすぎないようにし、料理をする時は食べきれる量を作るようにしましょう。食品ロスを減らすためには、家庭での取り組みが必要です。一人一人が意識して行動し「もったいない」をなくしましょう。
福岡市では、食品ロス削減に関する出前講座を実施しています。詳しくは福岡市のホームページに掲載しています。
部署:市民局 生活安全部 消費生活センター
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