消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週月曜日の朝刊へ掲載)
【事例】「携帯電話会社のスマートフォンを契約していたが、半年後に別会社との通信契約に変更した。しかし端末代金の分割払い中は、SIMロック解除ができないという。このため、完済後に解除を申し出ると、今度は『解約日(変更した日)から規定の期間が過ぎているので解除できない』と言われた」
スマホなどの通信端末には、電話番号などの利用者情報が記録されたSIMというICカードが挿入されています。これがないと通話もデータ通信もできません。契約した端末に、他社のSIMカードを挿入しても通信ができないよう利用制限をかけることを「SIMロック」と呼び、通信を他社との契約に変更する際は、この制限を解除する必要があります。
2015年5月1日以降に新たに発売された端末は、SIMロックを解除すれば、新たに端末を購入しなくても、格安料金をうたう携帯電話会社との契約に簡単に変更することが可能になりました。ただし「購入から〇日以降」などの制限がある場合があります。さらに、事例のように解約してから一定期間経過後や、中古端末の場合は受け付けていないケースが多く、他社に契約変更する場合は、SIMロック解除の条件や手続き方法をよく確認しましょう。
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