暮らしのヒント

消費生活センターでは，悪質商法に限らず，暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
（原則，毎週月曜日の朝刊へ掲載）

その通販サイトは本物？（平成30年1月15日掲載）

事例

【事例】「インターネット通販サイトのセールで、有名ブランドのダウンコートが定価の半額で販売されていた。商品の写真もきれいで正規代理店と思い込み、クレジットカードで購入した。しかし、その後サイトから受注確認や発送の連絡がない。電話番号の表示はなく連絡方法はメールのみだった。サイトにキャンセルのメールを送ったが返信がない」

解説

　欲しい商品をネットで検索し、値段を比較して購入するというスタイルが広がっていますが、実在する通販サイトを模倣した偽サイトで大幅な値引き表示をしてだまし、購入者へ商品を送らなかったり、偽ブランド品を送ったりする悪質な業者による被害が増えています。
　ネット通販は、特定商取引法で、事業者の名称、住所、電話番号や代表者名を表示することが義務付けられています。これらの表示がなかったり、住所表示が不完全だったりしたら要注意です。注文をする前に、所在地や連絡先、他の利用者の評価など事業者の情報をしっかりと確認し、注文画面は保存しておきましょう。もし、偽サイトで購入し、クレジットカードで決済した場合は、すぐにカード会社へ電話で状況を伝えましょう。返金や請求停止の申し立てをすることで返金される可能性もあります。

お問い合わせ先

部署：市民局 生活安全部 消費生活センター
住所：福岡市中央区舞鶴２丁目５の１
電話番号：（相談専用電話）092-781-0999　　（事務室）092-712-2929
ＦＡＸ番号：092-712-2765
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インターネット消費生活相談：https://ssl.city.fukuoka.lg.jp/shohiseikatsu-soudan/