現在位置:福岡市ホームの中のくらし・手続きの中の相談・消費生活の中の福岡市消費生活センターから冷蔵庫いっぱいの海産物(平成29年12月4日掲載)
更新日: 2017年12月11日

暮らしのヒント

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冷蔵庫いっぱいの海産物(平成29年12月4日掲載)

事例

【事例】「1人暮らしをしている母の家を訪ねたら、冷蔵庫いっぱいにカニなどの海産物が入っていた。電話で勧誘されて買っているようだが、母は判断力が低下していて、詳細は分からない。


解説

 「カニなどの海産物を電話で強引に勧められた」「1人暮らしをしている高齢の親の家に海産物が定期的に送られてくる」といった相談が寄せられています。一度承諾すると別の事業者にも情報が伝わり、次々と勧誘を受けることがあります。不要ならば「要りません」ときっぱり断りましょう。断りきれず購入を承諾した場合でも、契約書(または申込書)が届いてから8日間はクーリングオフができます。また、一方的に送り付けてきた場合は、売買契約が成立していないので代金を支払う義務はありません。生ものでも宅配業者に「受け取りを拒否します」と伝えて持ち帰ってもらいましょう。
 事例のように判断力が低下している高齢者が被害に遭いやすい傾向があります。特に認知症の場合はトラブルに遭っているという認識が低く、周囲の人も被害に気付かないことがあります。高齢者の被害を防止するためには家族や周囲の人の見守りが不可欠です。おかしいなと思ったら、消費生活センターにご相談ください。


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