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更新日: 2019年11月15日

暮らしのヒント

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油の付いた布から自然発火(令和元年11月14日掲載)

事例

【事例】「新築した自宅の入居前にワックスをかけた。作業が終わった後、使った道具、雑巾などを段ボール箱に入れて玄関に置き帰宅した。翌日残りの作業に出向いたところ、段ボール箱が燃え、部屋中すすだらけになっていた」


解説

 火災は、失火や放火だけでなく「自然発火」が原因となることをご存じですか。
 ワックスの販売事業者の注意書きには、「ワックスが付着した塗装用具(ブラシ、ローラー、布など)は自然発火の危険性があるため放置せず、不燃容器に入れふたをして保管してください」「廃棄する場合は塗装用具を水に浸してから可燃ごみとして早めに廃棄してください」「使用した布や器具は、乾かないうちに水洗いしてください」などの記載があります。ワックスの油分を含んだ布などは空気に触れることで酸化して発熱し、自然発火することがあります。

 アロマオイル、食用油などが付いた衣類を洗濯し、乾燥機を使用した後に放置していたところ、発火した事故もあります。乾燥後の衣類を1カ所にまとめていると熱がこもり発熱を促進させる原因になります。

 いつも使っている製品でも、使用するときにはその都度必ず、取扱説明書や注意表示をよく読んで使用・廃棄しましょう。




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