消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週木曜日の朝刊へ掲載)
【事例1】「引っ越し先のLPガス(プロパンガス)業者から、『保証金として1万円を事前に支払ってほしい』と言われた。保証金とは何か」
LPガスは、ガス会社が自由に料金制度や契約条件を設定することができ、保証金を契約条件としている業者もあります。保証金は料金未払いの際の担保で、基本的には、解約時点で未払いなどがなければ返金されます。保証金を支払った場合、必ず預り証を出してもらい、解約時まで大切に保管しておきましょう。
【事例2】「賃貸アパートのLPガス料金が、以前住んでいたアパートと比べてかなり高い。安い業者に変更できないか」
アパートなどの集団供給の場合は個別の事情では変更できないことがありますので、必ず大家さんまたは管理会社へご相談ください。事例以外に、「LPガスに従量料金とは別に基本料金があることを知らなかった」「業者に解約を申し出たら設備の撤去費用を請求された」などのトラブルもみられます。料金や設備に関する事項は、契約時に交付する書面に記載し、説明することが法律で定められています。契約時には、保証金の有無に加え、料金に関する事項や解約条件などを必ず書面で確認しましょう。
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