現在位置:福岡市ホームの中のくらし・手続きの中の地域の活動・NPO・ボランティアの中のコミュニティ・地域の活動から地域課題解決プロジェクト NPO・企業の「ビジネスの力を地域へ!」第3弾を開催しました!
更新日: 2015年12月24日

地域課題解決プロジェクト創出セミナー
NPO・企業の「ビジネスの力を地域活動へ!」
第3弾を開催しました!

内容

〇オープニング

・地域で活用しうる情報技術(ICT,IOTなど)をめぐる状況などについて説明
(福岡市スタートアップカフェアンバサダーコンシェルジュ・株式会社リンクトブレイン取締役 清水 弘一氏)

オープニングの様子セミナー画面の様子

〇事例紹介

・株式会社 otta 代表取締役 山本 文和 氏
(警固校区で開始した,子どもの見守りシステム「otta」) 

ご自身の子どもの安全を考えて開発された「otta」。防犯ブザー付き見守り端末を持った子どもたちが,見守りステーションや無料アプリをスマートフォンにインストールした見守り人の近くを歩くと,その場所を通ったことが記録されていきいざというときの備えになる。また,工夫次第で登下校の通知はもちろん,塾への到着・出発や自宅への帰宅などを通知することで,いつもより帰宅時間が遅かったり,いつもと違うルートを通っているなど,ちょっとした異変も察知することができるようになるなど,広がりのある使い方についてお話をしていただきました。

otta事例紹介の様子otta製品イメージ画像


・オーセンティックジャパン株式会社 代表 久我 一総 氏
(山岳遭難や高齢者の見守りサービス「
ヒトココ」)

身内が認知症になったことをきっかけに,防災無線などに使われている電波を活用した近距離見守り機器「ヒトココ」を開発。GPSとは違い,建物の中や地下街,災害現場の瓦礫の中などでも捜索できる優れもの。現在は,登山時の遭難対策や高齢者徘徊の見守りなどで実用化され,介護保険対象商品にも認定されており,市内の保健福祉センターで貸し出しも行われている。電池寿命も3か月間つけっぱなしでOK!繰り返し充電しても10年以上は使えるなど,その実用性についてお話をしていただきました。

ヒトココ事例紹介の様子ヒトココ製品のイメージ画像


・株式会社NTTドコモ九州 支社法人営業部 徳永 勇人氏
(「かんたん位置情報サービス」の活用など地域を支えるICT


パートナーとドコモが「協創」しながら新しい価値をお客様に届ける「+d」の取組み。パートナーが持つ強みとドコモの持つ強みをプラスし,活用して生み出されるイノベーションで地方創生や社会課題の解決に貢献していく。その取り組みのひとつとしてGPS端末を活用した「かんたん位置情報サービス」。ドコモのFOMAネットワークを活用することで広範囲のエリアで精度の高い位置情報を提供できるほか,他社とのシステムと提携することで様々なサービスを生み出すことができることなどのお話をしていただきました。

ICT事例紹介の様子ICT仕組みの図式


〇情報提供 新たな取組みの紹介

  • ICTを活用した高齢者の見守りの取組み(保健福祉局高齢社会政策課 平田 俊浩氏)
  • ソーシャルインパクトボンドの実証実験について(福岡地域戦略推進協議会 原口 唯氏)
ICT事例紹介の様子2ICT事例紹介の様子3


〇交流会

トークセッション終了後の交流会は,登壇していただいた方をはじめ多くの方が参加されました。思い思いに名刺交換やお互いの活動の情報交換をされていました。