現在位置:福岡市ホームの中のくらし・手続きの中の地域の活動・NPO・ボランティアの中のコミュニティ・地域の活動から“ふくおか”地域の絆応援団イベント「第3回地域の絆応援団セミナー」を開催しました。
更新日: 2017年4月20日
 

“ふくおか”地域の絆応援団イベント
地域と企業等との『共創』のかたちを探る  ~新たな価値の発見~
を開催しました!

内容

日時 平成29年3月1日(水曜日)午後6時30分から午後8時30分

場所 福岡市NPO・ボランティアセンター「あすみん」セミナールーム


共創の取り組み紹介

NPO法人なごみの家 運営管理者補佐 宮川伸吾氏

(コミュニティスペース「しかたの茶の間」の開設・運営について)

NPO法人なごみの家 宮川伸吾 氏の画像

 築39年となる四箇田団地は,暮らしに必要なものがそろった住みやすい場所である。一方で,少子高齢化や人口減少,治安の低下,高齢者の引きこもりなど,たくさんの問題を抱えており,住民からも将来に対する不安を抱えているという声がある。

 そこで,課題解決に向けて,誰でも気軽に入れる場所であるコミュニティスペース「しかたの茶の間」と,住み慣れた地域で安心して暮らし続けることを支援する小規模多機能ホーム「なごみの家しかた」を平成28年にオープンし,地域の安心の拠点にすることで,四箇田団地をより魅力的な場所にしたいと考えた。

 「しかたの茶の間」を運営していく中で,交流の場として,新しい出会いが生まれたり,地域の名人の活躍の場ができたりと,地域の方々の生きがいの創出につながっていると感じている。

 今後もイベントや広報等で「つながり」をつくり,地域の自主性を育てながら,「何かあったら、茶の間に行けば大丈夫」「ちょっと聞きに行ってみよう」と思って頂ける場所にしていきたい。


  

株式会社樋井川村 村長 吉浦隆紀氏

(地域交流スペース「上長尾テラス」の開設・運営について)

株式会社樋井川村 村長 吉浦 隆紀氏の画像

 不動産業というかたちで地域に関わってきたが,地域に魅力がないと住む人はいなくなってしまうので,建物だけではなく地域もよくしていく必要があると実感し,上長尾名店街で,高齢者や子ども含め,多世代の方が交流できる多目的スペースをつくりたいと考えた。
 空き家の木造アパートを活用し,DIYで,つくる過程から地域の方に関わってもらったことで,工事費も安く済み,絆が生まれ,建物への愛着も持っていただけるようになった。平成287月に「上長尾テラス」をオープンし,地域の方が一緒に食卓を囲んで,話し相手になれるような地域食堂を運営しており,地域のお祭りへの出店や,季節のイベントの開催等も行っている。また,マルシェなども開催し,区外・市外の方の出店もあり,いろいろな方に来ていただいている。
 徐々に認知度は高まっているが,地域交流スペースというと何をしているかわからず,なかなか入りづらいという意見も聞く。今後もイベントなどをきっかけにして知ってもらい,お客さんとの対話を大事にし,利用する方を増やしていきたい。 

   



きんしゃいきゃんぱす 代表 山下智也氏

(子どもの居場所づくりと地域との関わりについて)

きんしゃいきゃんぱす 代表 山下智也氏の画像

 箱崎商店街の一角に「きんしゃいきゃんぱす」という場所を開いている。スタッフは大学生・大学院生などのボランティアで,多い日は30人くらいの子どもが来ることもあり,子どもたちの日常に寄り添いながら13年目に入った。
 元々は,商店街の中に大学の研究室をつくり,折角だからとかき氷屋を始めたところ,子どもたちが集まってきて遊ぶようになり,子どもの遊び場として再スタートした。
 「遊んであげる」「遊ばせる」のではなく,子どもがやってみたいことを実現することを大事にしていて,スタッフもただ見守っている訳ではなく,自ら遊んで過ごしている。子ども社会は壊さずに,やりたくなる“隙間”を大切にして,子どもが遊びの主体となるようにしている。学校でも家庭でもない第3の場所が緩やかに開かれていることに価値があるのではないかと思っている。
 また,地域に根付くために,地域行事にも積極的に参加しており,私たち自身が地域に愛着を持つことで,子どもたちも地域に愛着を持ち「この商店街なくなってほしくない」といった言葉が出てくることにつながっていると感じている。



  

株式会社よかネット 研究員 本田正明氏

(古民家再生による地域交流拠点「きしはま邸」の取り組み)

株式会社よかネット 研究員 本田正明氏

 糸島市の岐志浜集落で,居住者が亡くなり空き家になっていた江戸時代末期の建物を活用し,地域交流拠点「きしはま邸」を運営している。
 もともと海徳寺で高齢者の「たまり場」事業を実施していたが,集落から遠く,高齢者が家族に手を借りないと行けなかったため,中心部にある空き家を利用できないかということになった。建物の状態や手入れの方法がわからず不安であるとのことで,まちづくり専門家として相談を受け,中間組織として家主の親戚,海徳寺と共に構成した運営会議をつくり,貸館的に利用してもらう体制で「きしはま邸」の運営を開始した。
 現在,社会福祉法人志摩園が認知症予防カフェを月2回開催しており,毎回10人以上の住民の参加がある。また,運営会議と志摩園共催の回想法の取組みや,岐志浜集落と「七夕祭り」などの地域交流イベントも実施しており,地域の交流拠点として活用されている。
 中間組織として,法手続きなどの事務作業や建物の改修・手直しなどを受け持ち,貸館的に利用してもらうことで,企業等が実施したいことに専念できるメリットがある。今後は,関係者の連携のための交流イベント等を開催し,地域との関係性を築いていきたい。

 
 

カフェ交流会

 共創の取組み紹介終了後に行ったカフェ交流会では,ご登壇いただいた方をはじめ多くの方が参加されました。思い思いに名刺交換やお互いの活動の情報交換などが積極的に行われました。

交流会の画像1 交流会の画像2
  

 5~6月頃「第4回地域の絆応援団セミナー」を開催予定です。次回の参加もお待ちしております♪