| 少し前までは「学校裏サイト」が問題になっていましたが、今は「プロフィールサイト(通称:プロフ)」と呼ばれる個人ホームページが流行しています。「学校裏サイト」のように学校の名前を冠につけた掲示板はすぐに大人に見つかってしまうので、子ども達はどんどん大人に見つからない方法をとっています。「プロフ」には自分の写真やプロフィールを載せることができますが、子ども達にはそれが大切な個人情報であるという認識がないようです。結果として誘拐などの犯罪につながっていきます。
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| |  | 小学校でも1年生の時からパソコンの授業がありますが、今までパソコン操作の教育が重視されていました。最近は実施要領の中でも「情報モラルの教育」という言葉が増えてはきましたが、なかなか教育が進んでいません。一番問題なのは、一番責任をもたなければならない家庭の指導力が欠如していることです。子どもが思春期で親と会話をしたがらないことや、親がインターネットが分からないことを理由に子どもを野放しにしていることが問題を大きくしています。
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| 「フィルタリングソフト」を使って子どもを有害サイトから守ろうとする動きがありますが、有害サイトを完全にブロックできるわけではありません。やはり家庭の中で何かしらの約束やルールを作ってインターネットを使わせることが大事です。しかし、大人よりも子どもの方がインターネットに詳しいのでなかなかうまくいきません。
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 | 生徒達の間で「5分ルール」というものがあって、メールを受けたら5分以内に返信しないと仲間はずれにされてしまうそうです。若い子達の中にはメールを返す早さが友情の証であったり、愛情の証であったりするわけです。「それは違うよ」と言っても、若い子達の感覚の中に強く根付いています。
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| |  | 私が学生の頃にもノートで交換日記をしていました。今の子ども達はネット上のブログに日記をつけているようですが、それを誰でも見られるという意識が全く無いようです。日記の中で特定の人の名前を実名で公表しているわけですから、当然問題があるのですが、子ども達にはその認識がありません。そのため、ネットの使い方というものを親だけではなく子ども達にもきちんと教える必要があると感じています。
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 | 親がぼんやりとインターネットの危険性を分かっていても、具体的にどういった事件が起きているかを把握していない場合があります。インターネットを普段使っていて危険性に気付いていれば、興味をもって勉強すると思いますが、全くそういうものに関わっていなければ、インターネットの危険性を知るとか、興味をもつといったことが無いように思います。小学校の親同士でも、危険性を分かっていない方との間では話題にすらなりません。
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 | インターネットで起きたトラブルを気軽に相談できる窓口がありません。犯罪であれば警察に、人権の問題であれば法務局に相談するようにと教育委員会からはチラシが来ますが、現実には敷居が高くて相談ができません。例えば、子どもの個人情報をネット上で公表されたため削除したいといった場合に、気軽に相談ができてアドバイスを受けられるような相談窓口が必要ではないかと思います。なぜ行政に設置をお願いするかというと、やはり警察やえがお館などの青少年の相談窓口との連携が必要だと思うからです。
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 | 福岡市の小中学校の何校かは「ITアドバイザー」という人達が回ってきて、パソコンの授業をしたり、先生方にお教えしたりされているようです。授業の内容を聞いてみたら、情報モラルの教育もされているそうです。一方、「ITアドバイザー」が来ていない学校は、従来のパソコンの操作だけを教える授業で終わっているという話を聞きます。やはりそこで子ども達の能力に差ができてしまいます。北九州市では小中学校の全校にアドバイザーが回っているそうです。ぜひ福岡でもご検討いただきたいと思います。
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| | 人間にとって一番大事なものの一つにコミュニケーションがあるわけですが、子ども達はコミュニケーションの本当の意味とか、大切さとか、すばらしさがあまり分からないうちにパソコンのスキルだけを教えられていて、正常な形でのコミュニケーションの形成というものがすっぽり抜けてしまっているのではないかと思います。 親と子の関係だとか、子どもの社会でのあり方だとか、コミュニケーション能力そのものをどうやって育てていけばいいかなど、非常に奥が深い問題だと思います。私達としても課題を整理して、どのように取り組んでいくかを具体的に考えていきたいと思います。
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