| 福岡市の水事情
福岡市は他の大都市と異なり、一級河川が市内を流れていないなど、地理的に水資源に恵まれていないため 、大正12年の水道創設以来、他都市に例をみない多くの工夫を凝らした水資源開発を行い、水資源の確保に努めてきましたが、昭和53年には異常少雨により渇水が発生し、市民生活に大きな影響を与えました。 そのため、福岡市の近郊河川の開発や筑後川からの導水などの水資源開発を行うとともに、市民と行政が一体となった「節水型都市づくり」を進めてきました。しかしながら、平成6年には気象観測はじまって以来の異常少雨となり、筑後川の流量も減少し、給水制限が295日間にも及びました。 このような近年の不安定な降雨状況や、人口の増加、都市機能の充実などを考えて、水の安定供給を図るための水資源開発とともに、引き続き「節水型都市づくり」を進めています。 |  |
現在進めている水資源開発
渇水対策容量を持つ五ヶ山ダム
那珂川総合開発の一環として、福岡県が事業主体となって、那珂川の上流、南畑ダムと脊振ダムの間で建設が進められています。 五ヶ山ダムは、渇水対策容量を有しており、異常渇水時に緊急水の補給を行い渇水被害の軽減を図ります。 また、福岡地区水道企業団が福岡都市圏の水道用水として一日最大10,000立方メートルを開発し、福岡市はこのうち一日最大3,200立方メートルを受水する予定です。 |  五ケ山ダム建設地付近 |
広域利水への取り組み大山ダム
筑後川総合開発の一環として、独立行政法人水資源機構が事業主体となって、大分県日田市大山町で建設が進められています。 また福岡地区水道企業団が福岡都市圏の水道用水として一日最大52,000立方メートルを開発し、福岡市はこのうち一日最大13,200立方メートルを受水する予定です。 |  大山ダム建設地付近 |
施設概要
施設概要表
| ダム名 |
五ヶ山ダム |
大山ダム |
| 河川名 |
那珂川水系那珂川 | 筑後川水系赤石川 |
| 目的 |
治水・不特定・水道・渇水対策 | 治水・不特定・水道 |
| 位置 |
筑紫郡那珂川町大字五ヶ山 | 大分県日田市大山町西大山 |
貯 水 池 |
集水面積 (平方キロメートル) |
18.9 | 33.6 |
総貯水容量 (立方メートル) |
40,200,000 | 19,600,000 |
有効貯水容量 (立方メートル) |
39,700,000 | 18,000,000 |
| 型式 |
重力式コンクリート | 重力式コンクリート |
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