7月27日(日曜日)大楠校区で行われた、ふれあいネットワーク研修会に区長が参加しました。
ふれあいネットワーク活動とは、高齢者や障害のある方、子育て家庭などに対して、普段の住民同士の身近な付き合いの中で、それぞれが出来る範囲で手助けをし、見守り支え合っていこうという活動です。
今回の研修会では、区社会福祉協議会から講師を迎え、手助けが必要な方と手助けをする方がそれぞれ町内のどこに住んでいるのかを表す地図(ネットワークマップ)の作り方を学びました。
校区社会福祉協議会の行友会長
校区自治協議会の石井会長
吉村区長
最初に校区社会福祉協議会の行友会長、校区自治協議会の石井会長、吉村区長のあいさつが行われました。
その後、区社会福祉協議会の地域福祉支援員の遠矢さんよりネットワークマップの作り方についての説明が行われ、各町内ごとに班をつくり作業に取り掛かりました。
吉村区長をはじめ区役所職員も地域の皆さんに交じってネットワークマップ作りを行いました。
(ネットワークマップの見本はこちら)
みなさん互いに協力し合いながら、和気あいあいと作業を進めていました。所々で笑い声もあがり、とても和やかな雰囲気で行われた研修会でした。
引き続き行われた「こんにちは区長です」懇談会では、ふれあいネットワーク活動のこれまでの成果やこれからの課題、目標について話し合いが行われました。
「最初は見守る側の人を社会福祉協議会で集めていたが、活動が口コミで広まり進んで協力してくれる人が増えていった」「マンションやアパートでは見守り活動が難しくなる」「安心・安全なまちづくりのために、今後地域の企業や事業所とも協力が必要となる」などの意見が出ました。
また、ふれあいネットワーク活動を含めた地域活動について「参加者が一定以上の年齢の人に偏っている」との課題があげられました。
吉村区長は、「ふれあいネットワーク活動のなかで、見守る側の人が少ない地域の若い世代の方にネットワーク活動への参加を呼び掛けていくことで、その他の地域活動への参加の入り口になるかもしれない。ふれあいネットワーク活動に関する大楠校区の先導的な取り組みを他の地域や校区にも伝えていきたい」と話しました。