11月1日(日曜日)に行われた野多目校区避難訓練・防災訓練に、区長が参加しました。
この訓練は、「お・も・い・や・りネットワーク事業」(詳細は下記)における見守り・支援活動体制作りの一環として実施されました。災害が起こったときの各自の役割を理解し避難活動などに慣れることと、この機会に災害時の要援護者と見守り支援者が顔を合わせ安否確認をすることを目的にしています。
避難訓練は震度6強の地震が発生したとの想定で実施。見守り活動者・支援者や隣組長が要援護者の安否確認を行い、住民のみなさんが各町の一時避難場所に集合した後、野多目小学校に向かいました。
387人の住民が集まりました
野多目小学校では校区自治議会の出﨑会長のあいさつなどの後、3つのグループに分かれて防災訓練が行われました。
博多あん・あんリーダー会や地域の病院・施設職員などの協力により、担架・車いす・AED(体外式除細動器)の取り扱い体験が行われました。
参加した住民の皆さんは、みんな真剣な表情で説明を聞いたり実際に体験したりしていました。
引き続き行われた「こんにちは区長です」懇談会では、おもやりネットワーク推進委員会の野鶴会長から見守り・支援活動の体制作りに関する校区の取り組みについて説明があった後、各町内の見守り体制に対する取り組みなどについて意見が出されました。
あいさつする出﨑会長
野鶴会長による説明
吉村区長は、「野多目校区はおもいやりネットワーク事業を活用し、日ごろから見守り支え合うためにいろいろな工夫をされている。本日の訓練でも、災害時要援護者の安否確認を行うなど、地域の高齢者をどう守っていくかということに地域を挙げて取り組んでおられとても素晴らしい。本日のお話をしっかり持ち帰って参考にさせていただきたい」と話しました。
高齢者が住み慣れた地域で安心して生活するために、災害時の避難支援や日ごろの見守り活動、認知症の人への対応など、地域で見守り・支える体制づくりが必要です。区と市・区社会福祉協議会はそのような体制作りを支援するために「お・も・い・や・りネットワーク事業」を実施しています。