8月20日(水曜日)に行われた、宮竹中学校ボランティア隊の活動と、校区社会福祉協議会主催のボランティア定例会に区長が参加しました。
宮竹校区社会福祉協議会は、「一人一人ができることをできるときに」をキャッチフレーズに、声掛け運動や高齢者見守り運動、環境美化運動の三つのグループで活動し、定例会も毎月開催しています。
この日のボランティア定例会では、高齢者宅や公園の草取り行った宮竹中学校ボランティア隊の約60人をそうめん流しでもてなして交流しました。
清掃を希望する高齢者宅は公民館を通じて募集し、今回は7件の依頼がありました。皆さんとても感謝していたそうです。
中学生と一緒に区長も草取りを行いました
高齢者宅の草取り
きれいになりました
当日は小雨が降る天気でしたが、みんなで協力して高齢者宅や公園をきれいにしました。
たくさんの草が取れました
一方公民館では、校区の社会福祉協議会や男女共同参画協議会の皆さんが、そうめんやおにぎり、てんぷらなどを準備してくれました
ボランティア後は、公民館でそうめん流しを行いました
区長もそうめんをいただきました
おいしいそうめんに舌鼓
みんなで汗を流した後のそうめんは格別です
引き続き行われた「こんにちは区長です」懇談会では、このボランティア活動が始まったきっかけや、地域の各種団体と小、中学校が協力して地域をよくしていこうという取り組みの発表がありました。
「中学生になるとボランティア活動を嫌がる子どもが多いと思うが、夏休みにも関わらず60人の子どもが集まりボランティア活動を行うことは、校長先生はじめ中学校の指導のおかげだと思う」
「毎年地域と中学校の交流が深まってきていると思う。もともとは地域の中で子どもたちを一緒に育てていこうという思いで始めた。子どもたちもありがとうと言ってもらえ、自信になる。また、周りを思いやる気持ちも育っている。長く続けていきたい」
「子どもたちには無理強いするのではなく、自主的な参加を呼びかけ、この活動を今後も大切に育てていきたい」という意見がありました。
また懇談会には中学生2人も参加しました。「さまざまな行事で地域の皆さんにお世話になっているので、地域の皆さんが喜んでいる姿を見たいと思い、恩返しの意味も込めて掃除をした」「最初にボランティア活動をしたときに、公民館の人に感謝されたときはうれしかった」と話していました。
吉村区長は、「宮竹校区では地域の団体がうまく連携し、中学生が活動できる場を提供している。これからも、学校と地域、公民館が一体になって、住みよい町になるように頑張ってもらいたいと思う。また、中学生が楽しみながらボランティア活動を行っているように感じた。日ごろ何気なく通っている公園も草を取ることで愛着がわくし、自分が住んでいる地域にも愛着がわく。それが、宮竹校区をいい町にしていこうという思いにつながっていくのだと感じました」と話していました。