7月2日(水曜日)、三宅校区で、地域の皆さんと区長が校区人権尊重推進協議会の活動について懇談を行いました。
吉村区長のあいさつ
校区自治協議会山口会長のあいさつ
三宅校区では、積極的に地域と子どもたちの関わりを深めています。
テーマは「子どもたちと地域の絆づくり」。まず、校区人権尊重推進協議会の重永会長からの活動報告がありました。
「子どもたちと地域の絆づくり」についての活動報告
校区人権尊重推進協議会主催の街頭キャンペーンでは、人権に関するチラシの配布やアンケートを行ってます。
平成21年から中学生が参加してくれており、子どもたちからは、「あらためて人権について考えることができた」と感想がありました。
街頭キャンペーンで
アンケートをお願いする中学生
餅をつく子どもたち
地域の子どもたちに、伝統行事に慣れ親しんでもらおうと、正月のどんど焼き、餅つきにも子どもたちが関わっています。
毎年20人ほどの子どもたちが参加し、餅をついています。もち米は三宅小学校5年生が育てたものです。
子どもを対象に、地域の指導者の下さまざまなスポーツが体験できる「わくわくスポーツ塾」を定期的に開催しています。全ての競技の「みまもり隊」を自治協議会の各種団体で行い、子どもの健全育成に取り組んでいます。
ボールを使って体を動かします
他にも、夏祭りや体育祭、文化祭などにも子どもたちが関わり、「子どもたちと地域の絆づくり」が自然な形で行われています。
重永会長の話に続いて、出席者の皆さんの活発な意見交換が行われました。「地域への恩返しの意味も込めて活動をしている」との声もありました。
活発な意見交換を行いました
校区自治協議会の山口会長は、「三宅の宝である子どもたちをどう育てていくかが根底にあるので、すべての行事に子どもたちが関われるようにしている」と話していました。
吉村区長は、「さまざまな地域活動を、子どもたちと一緒に行うことは、地域全体で子どもたちを育てていこうという意識の表れだと思う。子どもたちも地域と関わったことは大人になっても忘れない。地域活動を積極的に行う大人になってくれると思う。いい関係で絆がつながっていけば、これからの三宅を背負っていってくれるのではないか」と話していました。