塩原公民館から見た那珂川
塩原校区は、早良区背振山より流れ博多湾に注ぐ那珂川が北東側にあり、普段からウオーキングや魚釣りなどで市民の皆さんに親しまれている地域です。
『塩原』の地名の由来ですが・・・・・・・・
塩原小学校の校歌の2番の歌詞に歌われている
~博多の命 那珂川や 歴史を語る潮煮塚 筑紫文化の跡めぐり・・・~
この潮煮塚というのが、地名の由来だそうです。
続風土記によれば「塩原の由来は、汐原、潮煮塚にあり。この辺まで潮来たり」とあります。その昔、塩原地区は海岸で、海水を煮つめて塩を作っていた場所だったそうです。その跡地に塚を造り、潮煮塚と呼んだそうですが、潮煮塚の遺跡の場所については色々な説があり分かっていません。
平成16年には、地域の方々の熱い想いが実り、塩原中央公園内に潮煮塚の石碑が建てられました。
塩原中央公園内の潮煮塚碑(表)
裏面には鎌倉時代に描かれた博多古図の絵馬(汐原・潮煮塚が記されている)が彫られています
毎年6月1日には、潮煮塚石碑建立の記念日として、潮煮塚祭が行われています。
今年の潮煮塚祭りの参加者。石碑と一緒に記念撮影
郷土歴史家の長沼元(ながぬまはじめ)氏の講話に聞き入る参加者たち。太古の歴史をひも解けば、そこにはロマンがあります
このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。