平成29年12月25日から4日間にわたり、兵庫県姫路市で開催された「内閣総理大臣杯第35回若鷲旗剣道大会」で老司中学校剣道部が見事優勝しました。この大会は主催の「兵庫県上郡剣道連盟」から、全国の有力校に招待がある大会で、北海道から沖縄県までの約90校が参加。老司中学校剣道部は、昨年度初めて参加しベスト8。今年も27日まで行われたリーグ戦では26勝1引き分けで負けなし。28日の86校によるトーナメント戦では、激戦を勝ち抜き、決勝戦でライバルの熊本県の九州学院中学校と対戦。大将戦まで終わって前日のリーグ戦と同様に引き分けとなり、両校代表者1名による決定戦に勝負が委ねられ、同校の代表者は大将の恒松龍輝選手。34分間に及ぶ延長戦を制し、見事に初優勝し「日本一」の歓喜に包まれました。顧問の八重岡武士先生(平成27年度赴任・保健体育科)は最優秀監督賞を受賞しました。
このニュースは、細川南区長も参加した「老司校区新春のつどい」(1月8日開催)の席で同校の池田昌弘校長から「ホットなニュース」としてご披露があり、正月早々のおめでたい話で、会場は大きな拍手で沸き、同つどいも盛会となりました。
1月12日に同校を訪ね、池田校長と八重岡先生に話を伺ってきました。
同校剣道部は、現在男子12人、女子4人、計16人の部員で、校区内にある剣道道場「福岡如水館」に通っている子どもはうち8人(男子7人、女子1人)。この大会には8人(2年生6人、1年生2人)が出場し、うち老司小学校の出身者が5人もいました。
礼節を重んじる剣道ですが、普段はボーッとしている子どももいるそうです。しかし防具を付けると一変し、チームワークも抜群の子どもたちだそうです。
この大会は合宿の意味合いもあり、大会期間中は保護者は見守るだけで、自分たちで何でもしなければならない状況の中、さらにチームの絆が深まったそうです。出発前の池田校長へのあいさつでは「目標は先輩方の記録(ベスト8)」と岩松剣正主将が話したそうですが、池田校長から「優勝を!」と激励があったそうです。
幸いにも優勝し、子どもたちの成長ぶりや当初予定をしていた姫路城見学ができなくなったことなどを話していた八重岡先生の笑顔が印象的でした。
後列左から八重岡武士先生、野田聖人さん(2年)、松本元気さん(2年)、岩松剣正さん(2年)、恒松龍輝さん(2年)
前列左から萩尾琉さん(1年)、森大翼さん(1年)、菊池金太郎さん(2年)、奥山太一さん(2年)
このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。
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