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更新日: 2010年1月4日

【大楠校区】 
親子料理教室
~子どもたちが博多雑煮に挑戦~


12月20日(日曜日)に食生活改善推進員協議会主催の「親子料理教室」が大楠公民館で開催されました。校区のボランティア「大楠校区ヘルスメイト」の皆さん13人が調理を指導。参加した親子21人と一緒に調理を楽しみました。

「親子料理教室」は、大楠公民館、衛生連合会、食生活改善推進員協議会の協力で平成18年から開催。町内でウオーキングをしていた住民たちが体力の衰えを実感し、「食生活の改善は子どものころから」という思いで、料理教室は始められました。

今回のメニューはお正月に欠かせないお雑煮。子どもたちに地域の伝統を伝えようと「博多雑煮」作りに挑戦しました。

まず、ヘルスメイトの行友(ゆくとも)講師から「博多雑煮」について説明がありました。お雑煮は地域や家庭によって、さまざまな味があり、「博多雑煮」の特徴は、焼きあごの出汁(だし)とかつお菜です。ヘルスメイトの皆さんが2日前から準備していた出汁(だし)が用意されていましたが、子どもたちは見本の焼きあごに興味津々の様子。また、雑煮を食べる箸(はし)、「くりはいばし(クリの木の皮付きのはし)」の由来についての説明の後、調理が開始されました。


博多雑煮の画像

博多雑煮。子どもたちに地域の伝統を伝えようと企画されました


調理前に博多雑煮の特徴や由来を講義する画像

調理前に博多雑煮の特徴や由来を講義


焼きあごの出汁(だし)とかつお菜の画像

焼きあごの出汁(だし)とかつお菜が博多雑煮の特徴です


地域の人が育てた有機栽培のかつお菜の画像

かつお菜は地域の方が畑で育てたもの。虫食いで穴があるのも有機栽培ならでは



小学校低学年の子どもたちには講師が手を添えて指導しました。にんじんを花形に切るなど、お雑煮は見た目も重要。盛り付けも子どもたちが担当しました。

「博多雑煮」のほかにも、紅白なます、きのこのホイル蒸し、りんご入りシナモンドーナツも作りました。子どもたちが生地を作り、お母さんたちが油で揚げて・・・・と親子とヘルスメイトが協力して、約2時間で料理は完成しました。

ヘルスメイトの皆さんが調理を指導する画像

ヘルスメイトの皆さんが調理を指導


低学年の子どもには手を添えて包丁の使い方を指導する画像

低学年の子どもには手を添えて、包丁の使い方を指導


ニンジンを花形に切るのも子どもたちの画像

にんじんの花形切りも子どもたちの仕事。形はそろっていませんが、頑張りました


親子で仲良く調理する画像

親子で仲良く調理します


親子、ヘルスメイトが一緒に調理中画像

親子、ヘルスメイトが一緒に調理中


そろえられた博多雑煮の材料の画像

切りそろえられた雑煮の材料。これにブリを加えます



料理が出来上がって、みんなでワイワイ楽しく食べました。会話の中心はもちろん自分たちが作った料理のこと。ヘルスメイトから出世魚であるブリの話を聞くことができて、大変ためになる料理教室でした。

今後も毎月1回、「調理実習を通して、正しい生活リズムやバランスのとれた食生活の大切さを学ぼう!」をテーマに毎月メニューを変えて、公民館で開催されます。

きのこのホイル蒸しを準備中の画像

きのこのホイル蒸しを準備中


最後はみんなで会食する画像

最後はみんなで会食です




このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。




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