11月2日(金曜日)と3日(土曜日)、西高宮小学校で保護者をはじめとする校区の人々を対象とした学校公開が行われました。
学校公開日は、保護者や地域の人に教育活動を公開することで学校教育に対する理解を深め、学校と家庭、地域が連携を深めることを目的に、市内の全小学校で11月上旬に実施されています。
西高宮小学校学校公開日の1日目は、普段の学習や生活の様子、授業の公開、2日目は音楽発表会でした。
公開日の西高宮小学校
各学期に1度開催する学校サポーター会議=上写真=では、地域サポーター6人(樋口正徳・公民館長、自治連合会・内山仁会長、中川利弘さん、栗田良介さん、民生委員・主任児童委員の田中真弓さん、松浪剛喜・PTA会長)と淺野泰夫校長ら9人で、給食試食会や1、2学期の教育活動についての話し合いを行いました。
手を合わせいただきます(給食試食会)
中華五目おこわ、ワンタンスープ、ツナとキャベツのソテー、りんごゼリー、牛乳
給食試食会では、昭和初期の給食の話題になり和やかな雰囲気でした。その後淺野校長から今年度の重点目標「元気にあいさつ・もくもくぴかぴか掃除・進んで学習」や人権感覚を高める教育の推進などの教育活動の報告、サポーターの意見交換会がありました。
西高宮小学校は児童数1,018人。教室・校庭の狭さの問題点もあげられ『広いところで伸び伸びと遊べる環境が整えば、もっと体力向上にもつながるのではないか』などの意見が出ました。
公開日に合わせて校内図工展
掃除時間
授業中の校内を見学
教室では授業が行われています
合唱する子どもたちを、保護者や地域の人たちが見守っています
1年生の発表は、「11ぴきのねこ」音楽物語
第一部(1・3・5年生)、第二部(2・4・6年生)に分かれ、各学年『心をひとつ』に一生懸命に演奏や合唱を披露しました。
かわいらしい歌声の1年生、完成度の高い発表の6年生など、各学年で子どもたちの成長が感じられる素晴らしい演奏会でした。
淺野校長(左)
現在地域サポーター会員の8人には、児童がより良い学校生活を送れるように、とても協力的に支援していただき感謝しています。
また、たくさんの地域ボランティアによるミニパト隊や老人クラブ連合会の朝の見守り活動、平和一丁目一区町内会の防犯カメラの設置などのおかげで、児童の安全・安心が保たれているので、学校は学習指導に集中できています。
校長先生による毎朝のハイタッチ
(みんな子どもたちはうれしそうです)
今後、地域の人々のさまざまな経験を生かし、子どもたちの成長に役立てたい。さらに校区内の公共施設や店舗を学習の場として活用させていただきたい。
毎朝行っている校門での見守りは、子どもたちが安全に登校できることと、元気のよいあいさつができることを願って取り組んでいます。活動を続けていく中で、子どもたちはもちろんのこと、大人同士のあいさつも増え、私も元気をもらっています。
老人クラブ連合会の朝の見守り活動
校区内を走るミニパトロール車
小学校正門前に設置されている防犯カメラ
西高宮校区で育った子どもたちは、地域の人に温かく見守られています。成長して大人になった時には、子どもたちを優しく見守るということを受け継いでくれるでしょう。
このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。