2014年10月25日。名古屋国際会議場で行われた全日本吹奏楽コンクールに九州代表として長丘中学校吹奏楽部が出場しました。(九州から全国大会に出場したのは3校です。)
全国各地から集まった満席の観客の前で、堂々とした演奏を披露し、見事全国銀賞に輝きました。
同吹奏楽部の64人は、全国大会を目指し平日の朝や放課後はもちろん、土日も休日返上で終日、楽しく厳しい練習をしてきました。
最初は楽譜を読むのにも一苦労…。
それぞれのパートリーダーが、後輩を指導し技術の向上に努め、先輩方が築き上げた伝統を守ります。
練習を積み重ねていくことで、心地よい音の調和が生まれるので、日々の練習が大切です。
吹奏楽部は部活動の花形。地域のイベントや入学式などの学校行事の演奏でも活躍しています。
校区の文化祭でオープニングセレモニーを担当
南区市民の祭り文化祭に参加
入学式では新入生の入場曲を演奏
定期演奏会で地域の皆さんに演奏を披露
華やかで美しい演奏の裏にあるのは、肺活量を増やすための地道なランニングや筋トレといった練習メニューです。別名、文科系運動部。
「一体感が生まれた瞬間に『やっぱり音楽っていいな』と思う」と部員たちは、揃って言います。
「コンクールが近づくと緊張もするけどワクワクもします」と話すトランペット担当の原夢乃さん(3年)の楽譜は書き込みだらけで、もはや譜面が見えません。けれども、「暗譜しているので特に問題ありません」とのことでした。
学校や地域の応援もあり、実力が飛躍的に向上し、今回の快進撃へとつながりました。
この大会をもって3年生は引退となり、1・2年生は伝統を引き継ぎ、新しい目標に向かって日々努力していきます。
これからの活躍がますます期待される長丘中吹奏楽部。大好きな音楽と素敵な仲間達に囲まれた部員たちは、本当に幸せそうでした。