現在位置:福岡市ホームの中の南区の中の魅力・イベントの中の校区の魅力から【三宅校区】男女協主催講演会
更新日: 2010年3月25日

【三宅校区】
男女共同参画協議会主催
講演会「女と男は究極の異文化コミュニケーション」
日時:平成22年2月27日  会場:三宅公民館


講師の宮原哲教授1

講師の西南学院大学文学部宮原哲教授


三宅校区男女共同参画協議会は少しでも多くの校区住民に活動の内容を知ってもらおうと講演会を開催しました。例年は福岡市職員を講師に迎えていましたが、なかなか参加者が集まらず頭を悩ませていました。

そこで、今回は外部講師に西南学院大学文学部教授の宮原哲(みやはら・あきら)さんをお迎えしたところ、80人以上の受講者が集まりました。身振り手振りを交えながら話される宮原教授の話はとても分かりやすく、ユーモアたっぷりで、受講者から「聴きやすかった」と好評でした。ある高齢者は「大学教授がこんなに身近に感じられるなんて」と驚きを隠せないようでした。

講演の内容を一部ご紹介します。


講師の宮原哲教授2
 

男性と女性との関係は「異文化」である。

「文化」というのは、しきたりや伝統など目に見えるものだけではなく、人の行動や考え方も一種の「文化」です。男性と女性との関係も「異文化コミュニケーション」という視点でとらえると、お互いの理解も深まります。

コミュニケーションの誤解を知って、お互いを理解しよう

その1 コミュニケーションは、そのうちうまく「なる」ものではない

言葉の使い方にしても自分で意識しなければ、変わらない。コミュニケーションは年をとれば、そのうちうまく「なる」というものではない。

その2 コミュニケーションは「分かち合う」ことが大切

お互いに情報を伝えるだけでは、不十分である。お互いの感情が分かり合い、分かち合うこと(シェア=共有)こそが、コミュニケーション。

その3 「日本人だから言わなくてもわかってくれる」は、通じない

「あ・うんの呼吸」「以心伝心」というのは、分かってもらっていると思いこんでいるだけで、本当は分かり合えてはいない。言葉に出せば分かってくれる。「言わないと伝わらない」。

コミュニケーション能力を高めるためには

○自分を正しく知ろう

「同じ」自分でも相手や、状況によって多くの役割を演じているので、様々な人間関係の中での自分を理解することが大切。

○メッセージ力を高めよう

コミュニケーションには言葉以外の身振り、手振り、目の使い方や表情など非言語の役割も重要。言語・非言語を上手に使えば、自分の気持ちも相手にきちんと伝わる。


講演の様子1


講演の様子2

生まれながらの性(オス・メス)と、社会で形成される性役割(ジェンダー)が異なることは頭では分かっていても、具体的にどうすれば女性と男性との関係を豊かにできるか、という大きな問題が残っている。

外国人と接するときに味わう、カルチャーショックを「楽しい経験」と位置づけて、男女間の関係を異文化コミュニケーションととらえると、興味深い示唆が見えてくる!
異文化理解、適応には教育と訓練が必要。女性と男性が共に気づきを高め、互いを成長させる社会環境を作ろう。


このページに掲載している記事は「みなみ情報発信隊」隊員が取材し、作成したものです。




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