「わたしたちの樹プロジェクト」は,小中学生の自然に対する関心や愛着を深めることを目的として,平成28年度から市内の小中学校を対象に実施しています。
本プロジェクトは,「緑地化などの環境保全活動に役立ててほしい」として市民から行われた寄付を活用したもので,フィールドワーク(自然学習)や児童生徒自らが選定した木の植樹,その後の成長観察などを行っています。
本プロジェクトでは,総合的な学習の授業や1/2成人式,学校周年行事などを活用し,平成28年度は36校,平成29年度(2学期終了時)は29校で「わたしたちの樹」を植樹しました。
そのほか,学校周辺の樹木図鑑の作成やネイチャーゲームなど,体験型の環境学習に取り組んでいます。
みなさんの学校でも植樹をしてみませんか?
学習プログラムや緑の学習リーフレットを活用した学習を通して,樹木の特徴や働きなどの知識を深めるとともに,学校周辺の身近な自然への関心を高めます。
授業やクラブ活動の中で環境局が派遣する講師と一緒に校内の樹木の名前を調べたり,特徴を学んだりすることで身近な自然への気づきを促します。
環境局が派遣する講師とネイチャーゲームを通して自然を楽しみ,自然と遊び,自然から学ぶ喜びを知ることで, 自然の素晴らしさや大切さに気づくことができます。
緑の学習をもとに,樹木リストの中から各校で植樹する「わたしたちの樹」を児童生徒が中心になって選びます。
植樹する際に,その樹木の特徴などを説明することで「わたしたちの樹」に対する関心を高めます。
植樹した樹を観察することで「わたしたちの樹」への愛着を育むとともに,調べる力や気づきを表現する力を身に付けます。
児童・生徒を対象としたアンケートでは,「大きくなるのが楽しみ」「色んな樹を知ることができて良かった」「樹木が好き」などの回答が7割を超えており,自然に対する関心や愛着が深まっていると考えられます。
また,教員を対象としたアンケートでは,「児童が以前よりも樹木や自然に興味を持つようになった」など意識や行動の変化があったとの回答が過半数を占めており,環境保全意識の向上に繋がっています。
わたしたちの樹プロジェクトについて知りたい学校,植樹に参加したい学校は,下記までお問い合せ下さい!