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更新日: 2017年8月1日

特定外来生物「アライグマ」について

 

アライグマは,もともと日本にいなかった動物ですが,近年,国内で急速に生息を拡大し,多くの地域で農作物や,
家屋に侵入する被害が深刻化しています。 


福岡市でもアライグマが確認されており,今後の被害発生が懸念されます。


※アライグマは,外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されています。


福岡市では,外来生物法に基づく「福岡市アライグマ防除実施計画書」を作成し,主務大臣の確認を取得しているので,福岡市アライグマ防除実施計画書に登録された人はアライグマの捕獲を行うことができます。


 



1 国内への定着経緯

アライグマは北米大陸原産の雑食性の動物で,日本にはペット等として持ち込まれ,逃げたり,捨てられたりしたものが野生化したと考えられています。




2 特徴

(1)形態

頭胴長41~60センチメートル,尾長20~41センチメートル,体重4~10キログラム

アライグマの特徴を解説する画像

写真提供:環境省 説明記入:福岡市


(2)生息環境

水辺の森林地帯を好みますが、農耕地や市街地まで幅広い環境に生息します。


(3)繁殖生態

野外での寿命は5年,飼育下で13~16年(出典:環境省九州地方環境事務所)。
メスは満1歳から出産可能で,4~6月に平均3~4頭の子供を産みます。


(4)行動

夜行性で昼間は暗い所に隠れています。(条件によっては,昼間でも行動します)
行動範囲は40~100ヘクタールと言われています。


(5)食べ物

雑食性で魚類・両生類・鳥類・昆虫・野菜・果実・畜産飼料・残飯など水の中から樹上のものまで,さまざまなものを食べます。手先が器用なため,ミカンは皮をむいて食べ,スイカは穴をあけて中身のみをくり抜いて食べます。




3 被害について

在来の生物を捕食することによる生態系への被害や,畑などに侵入して農作物を食い荒らす農業被害,住居や伝統建築物に侵入し傷などをつけるなどの生活被害が全国で発生しています。また,かわいらしい外見とは違いどう猛です。好んで人を襲うことはないようですが,突発的な遭遇による咬傷事故(犬が襲われ,引き離そうとして咬まれるなど)の事例があります。




4 アライグマ生息情報について

(1)生息調査における発見等の状況


(2)市内での目撃情報


 
 
アライグマ目撃情報
年度 情報提供数
(件)
(内)有力情報数
 (件)
備考
28177 
2710情報を基にした生息確認地区あり
2647情報を基にした捕獲実績あり

(3)福岡県内の分布

福岡県ホームページ「特定外来生物アライグマの県内分布」




5 被害を予防するために

あなたの住まいの周辺にアライグマを住みつかせないようにしましょう。アライグマは,主に森林や農地に生息していますが,住宅の屋根裏や物置などにも住み着き,家屋の破壊や糞尿による被害を及ぼしますので,市街地においても注意が必要です。

  •  農地に果実や野菜を放置しない。
  •  家庭ごみを放置しない。(生ごみの容器はフタをする)
  •  ベランダの下,屋根裏,物置へ侵入させないよう物理的に遮断する。壁の穴などは塞ぐ。
  •  棲家となる廃屋を解体する。



6 捕獲について

アライグマを捕獲する場合,外来生物法に基づく防除計画の確認・認定,または鳥獣保護法に基づく捕獲許可の手続きが必要です。

福岡市では,「福岡市アライグマ防除実施計画書」のとおり,登録された者はアライグマの捕獲が可能となりました。
詳しくは下記へお問い合わせください。

  •  鳥獣保護法「有害鳥獣捕獲許可」・・・福岡市農林水産局森林・林政課(092-711-4846)
  •  外来生物法「確認・認定」・・・・・・・・・・福岡市環境局環境調整課(092-733-5389)
           環境省九州地方事務所福岡事務所(092-437-8851)

※アライグマは鳥獣保護管理法上の狩猟鳥獣に指定されています




7 相談窓口

  •  目撃情報などに関すること ・・・・・・環境局環境調整課(092-733-5389)
  •  農業被害に関すること    ・・・・・農林水産局農業振興課(092-711-4852)

※家屋に侵入し,駆除したい場合は,民間の害獣駆除業者にご相談ください。





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