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更新日: 2008年2月14日

ノロウイルス感染防止対策(汚物処理編)

 おう吐物,排泄物(おむつを含む)を処理する際は,その汚物自体が感染性のものであるという前提で処理を行いましょう。
 汚物を処理した人がノロウイルスに感染しないよう事前に準備をしっかり行いましょう。


1.汚物(おう吐物,排泄物)の処理を行う前の注意事項

  • ・汚物の処理を行う人は使い捨て手袋,マスク,エプロンを着用しましょう
  • ・汚物処理に必要なペーパータオル,ビニール袋,次亜塩素酸ナトリウムなどを事前に用意しましょう
  • ・汚染場所には関係者以外近づかないようにしましょう
  • ・汚染場所を次亜塩素酸ナトリウムで消毒した場合,消毒した場所が漂白されることがあります

2.汚物(おう吐物,排泄物)の正しい処理手順


 (1)使い捨てのペーパータオルなどで汚物を拭き取る様子

(1)使い捨てのペーパータオルなどで汚物の外側から内側に向けて静かに拭き取る


 (2)使用したペーパータオル等をすぐにビニール袋にいれる様子

(2)使用したペーパータオル等はすぐにビニール袋にいれ,さらに0.1%次亜塩素酸ナトリウム※をペーパータオルに染みこむ程度に入れる


 (3)ビニール袋の口をしっかり締め廃棄する様子

(3)ビニール袋はしっかり口を締め廃棄する


 (4)汚物が付着していた床及びその周囲をペーパータオルで浸すように拭く様子

(4)汚物が付着していた床及びその周囲は0.1%次亜塩素酸ナトリウム※を染みこませたペーパータオルで覆うか,浸すように拭く


 (5)処理後にしっかり手洗いを行う様子

(5)手袋は使用したペーパータオル等と同じようにビニール袋に入れ処分する。処理後はしっかり手洗いを行い,汚染場所の換気を十分に行う


※0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液の調整方法

 台所用漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム濃度6%製品の場合)原液60ミリリットルを3リットルの水で希釈して調整します