ジャガイモの発芽部分や日光があたって緑色になった部分には、ソラニンやチャコニンなどの有毒成分(ソラニン類)が多く含まれています。
この有毒成分は、加熱してもほとんど分解しないので、含まれている部分を取り除かずに食べると、吐き気・嘔吐・下痢などの食中毒の症状が出ることがあります。
特に、家庭菜園などで栽培された未熟で小さなジャガイモには、ソラニン類が多く含まれていることがあり、福岡市でも平成10年に小学校で栽培したジャガイモを原因とする食中毒が発生しています。
食中毒予防のポイントを参考に、ジャガイモによる食中毒に注意しましょう。
食べて20分後くらいから、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・頭痛・めまいなどの症状がでます。