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更新日: 2022年4月6日

ジャガイモによる食中毒に注意しましょう

 ジャガイモの発芽部分や日光があたって緑色になった部分には、ソラニンやチャコニンなどの有毒成分(ソラニン類)が多く含まれています。
         
 この有毒成分は、加熱してもほとんど分解しないので、含まれている部分を取り除かずに食べると、吐き気・嘔吐・下痢などの食中毒の症状が出ることがあります。

 特に、家庭菜園などで栽培された未熟で小さなジャガイモには、ソラニン類が多く含まれていることがあり、福岡市でも平成10年に小学校で栽培したジャガイモを原因とする食中毒が発生しています。

 食中毒予防のポイントを参考に、ジャガイモによる食中毒に注意しましょう。



症状は?

 食べて20分後くらいから、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・頭痛・めまいなどの症状がでます。 




食中毒予防のポイント

  • 芽が出ているジャガイモは、なるべく買わないようにしましょう。
  • 家庭菜園で栽培したジャガイモは、十分に熟して大きくなったジャガイモを収穫しましょう。
  • ジャガイモの芽や日光にあたって緑色になった部分は、有毒成分のソラニン類が多く含まれるため、皮を厚めにむき、芽のまわりの部分を多めに取り除きましょう
  • 中まで緑色になったジャガイモは、食べるのをやめましょう。
  • ジャガイモは、日光が当たらない冷暗所で保管しましょう。




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