現在位置:福岡市ホームの中の健康・医療・福祉の中の福祉・障がい者の中の福祉に関する政策,計画などの中の保健福祉総合計画に関することから福岡市保健福祉総合計画(平成28年6月改定)
更新日: 2017年1月18日
 
 
 

福岡市保健福祉総合計画(平成28年6月改定)

 

 本計画は,保健・医療・福祉の各分野をつなぐ基本の理念と方向性を示すものです。

 

はじめに

 福岡市は,現在全国に比べて若くて元気と言われておりますが,その福岡市も2025年には4人に1人が高齢者となってまいります。
 これから迎える超少子高齢社会は,高齢者が急速に増加する一方で,子どもや働く人が大幅に減少していく社会です。団塊の世代が後期高齢者となるなど,人口構造が大きく変化する10年後を見据え,福岡市では「福岡市保健福祉総合計画」を策定し,高齢者や障がいのある人をはじめ,すべての市民が住み慣れた家庭や地域で安心して暮らし続けることができる「健康福祉のまちづくり」を実現するための方向性をお示しいたしました。
 計画では,健康づくりなどの「自立の促進と支援」,地域での見守り活動の充実などの「地域で生活できる仕組みづくり」,ICT(情報通信技術)の活用などの「安全・安心のための社会環境整備」の3つの方向性を掲げ,具体的な施策に取り組むとともに,来たる超少子高齢社会に対応していくため,「配る福祉から支える福祉」への政策転換など,持続可能な仕組みづくりに向けて施策を再構築してまいります。
 また,施策の推進にあたっては,行政だけでなく,地域や企業,団体なども含め多くの方々他と共にチャレンジしながら持続可能な仕組みをつくり,その成果が九州や全国から注目され,これから急速に高齢化が進むアジアの国々にとってのモデルになっていくことができるよう市をあげて取り組んでまいります。

 最後に,福岡市保健福祉審議会の委員の皆様をはじめ,計画策定にご尽力いただきました多くの方々に,深く感謝申し上げます。

平成28年6月
福岡市長 髙島 宗一郎


全体の構成と概要

第1編 序論

 

1 計画の策定にあたって

 

・計画策定の趣旨

  • 本計画は,超高齢社会を迎えるにあたり,「持続可能で生活の質の高いまち」を構築し,また,「10年後の将来に向けたあるべき姿」を達成するため,今後の道筋を示すものです。


 

・計画の策定根拠と計画期間

 
  • 本計画は,福岡市の保健福祉分野の各計画を横断的につなぐ基本の理念と方向性を明らかにするマスタープランであり,本市の保健福祉施策の方向性を総合的に示す計画です。
  • 市町村地域福祉計画や市町村老人福祉計画,市町村障害者計画といった法定計画を一体化して策定しました。
  • 計画期間は平成28年度~平成32年度の5年間です。 


・ 計画の位置づけ


  • 本計画は,「第9次福岡市基本計画」の基本戦略のうち,「生活の質の向上」を目指すものであり,「政策推進プラン」及び「行財政改革プラン」を踏まえた計画とします。
  • 「第6期福岡市介護保険事業計画」や「第4期福岡市障がい福祉計画」などの,保健福祉施策に関する分野別計画は,本計画における基本理念や基本方針に基づき進めていくものです。


2 計画策定の背景


・福岡市の動向

  • 福岡市は今後,高齢化率の上昇や高齢者人口の増加が見込まれており,要介護認定者数と認知症高齢者数も増加すると予測されます。
  • 障がいのある人については,平成25年度には市民の約21人に1人が身体,知的または精神障がいがあるという状況で増加傾向にあります。
  • 生活保護世帯数は高齢化に伴い増加傾向が続いています。
  • 福岡市の健康寿命は,大都市と比較すると,男性は全国平均と同程度ですが,女性は,全国平均より1歳以上短くなっています。平均寿命と健康寿命の差を縮めていくことが必要です。
  • 国民健康保険の医療費および後期高齢者の医療費は年々増加しています。


 

・市民の意識

  • 本計画を策定するにあたり,平成25年度から26年度にかけて,市民等を対象とした各種調査を実施しました。
  1. 市民意識調査
  2. 高齢者実態調査
  3. 障がい児・者実態調査


 

・前計画の振り返り

  • 前計画の基本理念(前々計画を継承)
    『市民が自立し,かつ相互に連携して支え合うという精神のもとに,高齢者や障がいのある人をはじめすべての市民が一人の人間として尊重され,住み慣れた家庭や地域で安心して暮らし続けることができるハード・ソフト両面に調和のとれた健康福祉のまちづくり』
  • 前計画では,「自助」「共助」「公助」の視点で5つの「モニタリング指標」を設定しました。
  • 市民意識調査等の結果から,市民の満足度や考え方等を示すいずれの指標も向上してきていますが,僅かな伸びであることから,改善と充実の余地はまだあり,市民の満足度を高めていく取組みを続けていく必要があります。

 

第2編 総論

 

総論では,本計画がめざすものと,それを実現するための政策転換による基本的方針や施策の方向性等の全体像を示します。


1 計画がめざすもの


・計画策定の基本理念
 
『市民が自立し,かつ相互に連携して支え合うという精神のもとに,高齢者や障がいのある人をはじめすべての市民が一人の人間として尊重され,住み慣れた家庭や地域で安心して暮らし続けることができるハード・ソフト両面に調和のとれた健康福祉のまちづくり』

 

・10年後のあるべき姿
 
1.生涯現役社会
2.「地域の力」・「民間の力」が引き出される社会
3.福祉におけるアジアのモデルとなる社会

 

・政策転換

超高齢社会の到来に備え,

1.「10年後のあるべき姿」を明確化し,
2.あるべき姿の実現のために推進施策の方向性を定め,
3.限りある資源を最大限に活用するよう市民にとって必要度の高い事業へ「選択と集中」を図る  
  ことにより,「健康福祉のまちづくり」を進めます。

2 政策転換による基本的方針


・施策の方向性

1.自立の促進と支援(施策の方向性1)
2.地域で生活できる仕組みづくり(施策の方向性2)
3.安全・安心のための社会環境整備(施策の方向性3)

第3編 各論

各論では,総論を踏まえ,4つの分野別に具体的な施策を示します。


1 健康・医療分野

 

(1)基本目標1 健康づくりの推進

 

(2)基本目標2 医療環境の整備

 

(3)基本目標3 健康で安心な暮らしの確保

 

(4)成果指標

2 地域分野

 

(1)基本目標1 地域の絆づくり

 

(2)基本目標2 活動団体への支援と連携

 

(3)基本目標3 支え合い・助け合い活動の推進

 

(4)基本目標4 人づくりと拠点づくり

(5)基本目標5 自立した生活のための環境づくり

(6)成果指標

3 高齢者分野

 

(1)基本目標1 いきいきとしたシニアライフの実現

 

(2)基本目標2 安心して暮らせるための生活基盤づくり

 

(3)基本目標3 認知症施策の推進

 

(4)基本目標4 介護保険サービスの適切な利用の推進と円滑な制度運営

 

(5)基本目標5 高齢者総合支援体制づくり

 

(6)成果指標 

4 障がい者分野

 

(1)基本目標1 地域で安心して生活するための支援の充実

 

(2)基本目標2 就労支援・社会参加支援の充実

 

(3)基本目標3 障がいに対する理解の促進

 

(4)基本目標4 権利擁護の推進

 

(5)基本目標5 差別解消のための施策の推進

 

(6)基本目標6 障がいのある子どもへの支援の充実

(7)成果指標


 

第4編 計画の進行管理

 

1 成果指標の有効活用


・本計画が終了となる5年後の目標値を定めた成果指標による定量的な分析を,総論と各論の成果指標及び成果に係る数値データをあわせて体系立てて行います。

〔成果指標の体系図〕



2 PDCAサイクルの活用


・進行管理は,計画→実行→評価→改善(PDCA)サイクルの手法を用います。

1.計画(P) 各施策や前年度の取組み結果を踏まえた事業について,毎年の予算審議で決定します。
2.実行(D) 事業を実施します。
3.評価(C) 各施策の進捗状況を把握・分析・評価します。
4.改善(A) 評価結果を踏まえ,必要に応じて事業の改善を検討します。



計画書(PDFデータ・テキストデータ)


関連情報

福岡市保健福祉審議会