つけ爪をするときは
人工の爪や特殊な樹脂を爪に飾り付ける「つけ爪」は、ネイルサロンなどで施術できるほか、自分で施術できる器具も販売されています。
「つけ爪は付けているだけだから、身体への影響はないだろう」と軽く考えてしまいがちですが、次のような健康被害が起こるおそれがあります。
参考:独立行政法人国民生活センターからの情報提供
つけ爪をされる方へ
つけ爪を付ける際は、以下のことを考慮したうえで行いましょう。
◇爪に負担がかかります。
- ・つけ爪の接着剤が原因でかぶれたり、爪がもろくなったりすることがあります。
- ・つけ爪を付ける際にやすりで表面を削るため、施術を何度も繰り返すと爪が薄くなったり、もろくなることがあります。
- ・つけ爪を付けない期間を設け、爪を休ませましょう。
- ・爪に異常が出た場合は、爪がもとの状態に戻るまでつけ爪を付けないようにしましょう。
◇薬品の取扱いに注意しましょう。
- ・接着剤などの薬品が皮ふにつかないよう、注意しましょう。
- ・引火の危険性がある薬品もあります。表示をよく確認したうえで使用しましょう。
◇衛生管理をしっかり行い,異常を感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。
- ・器具や爪の消毒が不十分であったり、つけ爪と自分の爪の間にすきまがあると、カビや雑菌が繁殖し、皮ふが炎症を起こすことがあります。
- ・自分の爪の状態が直接見えないため、爪の異常に気付きにくくなります。
- ・異常を感じたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
ネイルサロンの営業者の方へ
厚生労働省からネイルサロンにおける衛生管理の指針が示されていますのでご参考にしてください。