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更新日: 2018年7月4日

セアカゴケグモ(特定外来生物)


 オーストラリアや東南アジアに生息している外来生物です。

 1995年に国内(大阪府)で初めて発見され,福岡市でも2007年に発見されました。
攻撃性はありませんが,咬まれると神経毒による全身の痛みや発熱,吐き気などの症状が現れることがあります。体の弱いお年寄りや幼児が咬まれると,時に重篤な症状が現れる場合があります。発見当初,越冬できないと言われていましたが,現在では,定着していることが各地で確認されています。

  福岡市内でも生息範囲が広がり,東区では平成30年5月末現在,29校区中27校区で生息が確認され,根絶することは極めて困難な状況となっています。



セアカゴケグモ(メス)の特徴

成体の体長は約1cmで足の長さも含めると約3~4cmになります。
全体が艶のある黒色で,背中側には赤色の縦の帯状模様があり,おなか側には赤色の砂時計模様があります。


セアカゴケグモ背中側 

(背中側)赤色の帯状模様


セアカゴケグモおなか側

(おなか側)赤色の砂時計模様




オス(成体)の体長は約3mmで,体が茶色です。
背中に白い斑紋があり,腹部には赤色の砂時計模様があります。


セアカゴケグモのオスとメス

(左)メス (右)オス



クモの巣(網)の特徴は?

  一般的なクモの同心円状の網ではなく,不規則な形で巣に落葉等が付着していることが多く,粘り気のある糸が特徴です。

                
セアカゴケグモの巣


セアカゴケグモの生息場所

 日当たりがよくあたたかい,人工物の適当な隙間に巣をつくります。

雨水側溝のふた(グレーチング),擁壁の水抜き穴,フェンスの隙間,ベンチの裏,ブロックの隙間など巣は大人の膝から下位の高さで多く発見されています。

動きが鈍くなる冬期は自動販売機の熱源付近や公衆トイレの電灯周辺で発見されています。

  清掃や花壇の手入れなど、屋外で作業するときは手袋を着用しましょう。


グレーチング

雨水側溝のふた(グレーチング)


擁壁などの水抜き穴

擁壁の水抜き穴


フェンスのセアカゴケグモ

フェンスに巣をつくるセアカゴケグモ


ベンチの裏側卵のう

ベンチの裏側(卵のう)


窓枠下のセアカゴケグモと卵のう

窓枠下のセアカゴケグモと卵のう



もし,セアカゴケグモをみつけたら

素手や薄手の手袋でつかまない! さわらない!


駆除方法

  • 駆除を行う際は,必ず厚手の手袋(軍手,ビニール製の手袋)を着用してください。
  • 市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤)を噴霧することにより駆除できます。
  • 卵のう(卵が入っている袋)は,外皮に覆われているため殺虫剤が効きにくいので,割りばしなどでつまみビニール袋に入れて踏みつぶします。
  • クモを駆除した際は,併せてクモの巣も除去して下さい。

セアカゴケグモに咬まれたときの処置

  • 咬まれた箇所を温水または水でよく洗い流し,できるだけ早く医療機関を受診してください。
    ただし,しびれや痛みが全身に広がった時には,救急車を利用してください。
  • 咬んだクモの特定ができるよう,医療機関に殺したクモを持参ください。

咬まれた時の症状

  • 咬まれた時はほとんどの場合、針で刺さされたような痛みがあり、咬まれた箇所に熱感を感じることや紅斑を伴うことが多いようです。
  • 手や足を咬まれた場合でも胸部、腹部や全身に強い痛みを生じたり、けいれんを起こすこともあります。
  • 発汗、吐き気、高血圧、呼吸障害などを伴うことがあります。
  • 経過はさまざまで、そのまま治まることもあれば、重症化することもあります。
  • 小児や高齢者は症状が重くなる恐れがあるので注意が必要です。


問い合わせ先

  • セアカゴケグモについての相談     
    • 東区地域整備部生活環境課
    • 電話番号  092-645-1024
  • セアカゴケグモに関する福岡市の情報
    • 保健福祉局生活衛生部生活衛生課
    • 電話番号  092-711-4273