現在位置:福岡市ホームの中の東区からこんにちは区長です平成31年1月29日
更新日: 2019年3月8日

こんにちは区長です

 区長が東区で活動する団体の活動に参加し懇談することで、区政への積極的参加及び理解や協力を得るとともに、地域活動の実情を把握し区政への参考としています。


箱崎商店街「玉手筥プロジェクト」の報告会に参加しました。

 1月29日、ゲストハウス「HARE to KE(ハレとケ)」を見学後、箱崎商店街「玉手筥プロジェクト」の報告会に参加し、「商店街の活性化」をテーマに意見交換を行いました。


〇「玉手筥プロジェクト」報告会

 玉手筥プロジェクトリーダーの斉藤氏から説明を受けました。箱崎では、九州大学移転などに伴い閉店する店もある中、まちを盛り上げようと、平成3年に、「NPO法人筥崎まちづくり放談会」が組織(法人化は平成14年)され、筥崎宮放生会に合わせたイベント「ハコフェス」や路地にお店が集まって行うマルシェ「縁市ハコぽっぽ」などを箱崎商店街と連携して開催しています。そんな中、より箱崎のまちの活性化を図ろうと市や九州電力などの協力を得て、「玉手筥プロジェクト」を立ち上げ、地域の皆さんが参加するワークショップや、商店街で活躍している人をポスターにした写真展を開催しました。
 ワークショップででたアイディアは、旅行者を対象とした箱崎体験ツアーを開催するとともに、誰もが集えるゲストハウス「HARE to KE」(※)をオープンさせるなど徐々に実現しています。
 斉藤氏は、「これからも、ハレ(非日常・旅人)とケ(日常・箱崎の人たち)が出会い・つながることで、まちがいきいきする仕組みを作っていきたい」と熱く話しました。 


玉手筥プロジェクト報告会の様子

斉藤氏がスライドでプロジェクトの報告


〇ゲストハウス「HARE to KE」(※)

 平成306月にJR箱崎駅前にオープンした宿泊施設。九州大学の職員や学生、地域住民に長年親しまれてきた集会所「三畏閣」の建具などを利用しています。


JR箱崎駅前「HARE to KE」入り口

HARE to KE」入り口


「HARE to KE」内を見学

畳を生かした温かみのある空間


ギャラリースペース

ギャラリースペースもあります


〇意見交換

  • イベントに合わせてゲストハウスに宿泊してもらい、箱崎で朝から夜まで楽しんでお金を使ってもらえるような仕組みを作りたい。
  • 箱崎で旅行者の滞在期間が長くなることで、商店街を利用する人が増え交流が生まれて、箱崎が盛り上がっていくと思う。
  • 外国人旅行者が増えているが、商店街での買い物の楽しみ方が分からなかったり、お店に行く勇気がなかったりするので、まちの人にコーディネーターをお願いしてガイドツアーを行っていきたい。
  • より多くの人に箱崎に来てもらいたいので、体験ツアー参加者に、SNSで拡散してもらう仕組みを作っている。
  • 海外の人と言葉は通じなくても、身振り手振りでコミュニケーションはとれる。旅行者と心が通うことで商店街に親しみを持ってもらえると思う。
  • 買い物ではキャッシュレスの問題がある。QRコードで支払いをする方法など、キャッシュレス化についても勉強していかなくてはならない。
  • 箱崎はモスクがあり、イスラム教の人が多い。食事で店を利用してもらいたいが、宗教上の問題があり食べるのに不安があるようだ。逆に調理方法や食材についてきちんと説明を受ければ食べたいという思いは強いようなので、勉強して説明していきたい。

などの意見がありました。


意見交換の様子

さまざまな立場の人から意見を聞くことができました


〇区長のコメント

 玉手筥プロジェクトの皆さんには、地域の振興にご尽力をいただきありがとうございます。商店街の振興は、商売をされている皆さんの意欲とそれを支える地域のサポートがあって進んでいくことだと思います。これからもぜひ地域が一体となって、新しい取り組みをどんどん打ち出していただければ幸いです。私も、前職で少しだけこのプロジェクトの話を聞いておりました。縁あって東区長を務めることになりましたので、商店街の振興部署や観光部署とは異なる視点で商店街の振興に携わっていきたいと思っています。今後も皆さんと連携して地域の発展に力を尽くしていきますので、引き続きご協力をお願いいたします。


記念撮影

全員で記念撮影



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