区長が東区で活動する団体の活動に参加し懇談することで、区政への積極的参加及び理解や協力を得るとともに、地域活動の実情を把握し区政への参考としています。
5月28日に、西町集会所で、「志賀島の活性化」をテーマに志賀島・勝馬校区の皆さんと懇談しました。
志賀島自治連合会の小川会長から説明を受けました。
志賀島の人口は、平成30年3月現在、1,648人。65歳以上が744人で全体の45%、2人に1人が高齢者です。福岡市と合併した昭和46年の人口は約3,500人だったので、半分以下に減っています。
一方で、志賀島は市営渡船で博多ふ頭まで約35分、博多ふ頭からはバスで天神まで約10分と都心までのアクセスは便利です。また、志賀島は「海と山があり、豊かな自然の中で子育てができる」「志賀海神社や金印などの歴史遺産がある」「潮見公園や勝馬海岸など景観が美しいスポットが多い」など、魅力あふれる地域です。
その魅力を金印まつりなどを通して、島外の皆さんにお伝えしていますが、いかに人口を増やすか、活性化を図るかが課題となっています。
小川会長から説明を受けました
一周約10キロメートルでサイクリングを楽しむこともできます
歴史ある志賀海神社
多くの人でにぎわう金印まつりの地引網
さまざまな意見を聞くことができました
最後に区長から一言
これまで観光に携わってきた私の経験から、地域の活性化には、地元の人の「熱意」と「ネットワーク」、そして人を惹きつける「素材」が必要だと考えています。志賀島では、地域の住民がイベントを盛り上げ、「志賀島振興協議会」という組織もあり、さらに、景観・食・歴史と人を惹きつける素材も豊富です。その魅力をうまく発信できれば、より多くの人が島を訪れ、活性化につながります。その方法を市の関係部署と連携しながら、今後も皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
全員で記念撮影