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更新日: 2023年11月6日

博多区の概要

 博多区 博多区のシンボルマーク画像

 博多区は、市の中心部から南東部に位置し、区の北部は陸・海・空の玄関口を擁する九州の人・物・情報の交流拠点となっており、南部には住宅地域が広がっています。青果市場跡地に開業した大型商業施設や令和5年度末に開業予定の西鉄天神大牟田線桜並木駅が契機となり、新たなまちづくりの取組みが進められています。


 陸の玄関口であるJR博多駅や博多部を中心に、金融機関・商工会議所・国の庁舎・企業の支店等や商業施設が集積するとともに、全市の卸売業の5割超が博多区に集積しています。海の玄関口である博多港があるウォーターフロント地区は、港湾旅客施設などの海のゲートウェイ機能のほか、マリンメッセ福岡や福岡国際会議場などのMICE施設(※)が集積しており、海辺を活かした「クルーズ」「MICE」「賑わい」が融合しまちづくりが進められています。空の玄関口である福岡空港は、市営地下鉄により都心部と直結した世界有数の便利な空港で国内はもとより国際空港としても重要性が高まっており、アジアの拠点都市をめざす本市の大きな発展の原動力となっています。


 日本最古の稲作集落跡のひとつである板付遺跡をはじめ、金隈遺跡、那珂八幡古墳など多くの遺跡がみられるのも博多区の特色です。歴史と伝統の息吹を伝えるものも多く、博多の総鎮守である櫛田神社、航海の神として崇敬されている住吉神社、日本最初の禅寺といわれる聖福寺、商売繁盛などを祈る参詣者が多い十日恵比須神社、さらには承天寺、崇福寺、東長寺など高名な神社・仏閣が点在し、承天寺通りに設置された「博多千年門」は、博多旧市街エリアのウエルカムゲートとなっています。


 また、博多区は文化活動が盛んです。福岡アジア美術館や博多座をはじめ、社会教育・文化活動の場である山王の博多市民センター、音楽や演劇の練習ができる千代のパピオビールーム、小劇場としても利用される祇園のぽんプラザホールなどがあります。スポーツ施設も充実しており、東平尾公園の博多の森競技場をはじめ、東公園の市民体育館、山王公園の野球場では多くの市民が運動を楽しんでいます。区南部の雑餉隈(ざっしょのくま)駅に近接した「さざんぴあ博多」はコミュニティ・文化・スポーツ機能が一体化した施設として活用されています。
 水辺空間が整備された「りぼんシティオ那珂川地区」や立花寺緑地リフレッシュ農園は、周辺住民の憩いの場となっています。


 ※MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議 (Convention)、展示会・イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語で、これらのビジネスイベントの総称です。



博多千年門の写真

博多千年門(はかたせんねんのもん)




 博多区の人口・面積など 
項目 人口(合計) 人口(男) 人口(女) 世帯数 面積
博多区  256,435人123,524人132,911人  161,070世帯31.62平方
キロメートル
福岡市 1,633,502人769,988人863,514人 862,548世帯343.47平方
キロメートル
全市に対
する割合
15.7%16.0%15.4%18.7%9.2%

※人口・世帯数は令和5年4月1日現在の推計値
※面積は、国土地理院の「全国都道府県市区町村別面積調」(令和5年1月1日現在)による

博多区のシンボルマークの画像

 博多区の「ハ」に港湾の波頭とどんたくの躍動感をデザインし、区勢と区民の輝かしい未来に向かって伸びゆく様を表したものです。カラーは紫で、伝統ある寺社や山笠等の祭りをイメージしたものです。
(昭和63年9月28日制定)