
祭りで担がれる御獅子 | 毎年7月に大名で行われている紺屋町子供御獅子(おしし)祭りは、江戸時代から続く伝統の祭りです。
町内の古老の話によると、江戸時代中期にこの一帯で大飢饉がありました。時の氏神に雨乞いの祈願をして御祓(みそぎ)を行い、飢饉を脱することができたとのこと。
町の人々は喜び、これを契機に氏神の守り神の一つである獅子頭を神社に奉納し、子どもたちにその獅子を担がせて町内の家々を練り歩き、その家の無病息災を願ったのが祭りの起こりとされています。
|
戦前は、大名界隈の各町内ごとに行われていた獅子祭でしたが、戦後、全ての獅子祭は途絶えてしまいました。しかし、紺屋町では町内の呼び掛けにより、昭和47年に復活しました。
当時は町内の子どもしか祭りに参加することはできませんでしたが、20~30年ほど前から大名全体の祭りになり、今ではどの町内の子どもでも祭りに参加することができます。
祭りの太鼓打ちや掛け声は、戦前に行われていたとおりのものです。「ぎゃんぞい」という掛け声は、「御願成就」という言葉がなまって「ぎゃんぞい」という言葉に変わったものといわれています。また、大小の御獅子(4体)は通常、警固神社に奉納されています。
7月にはぜひお祭りに参加して、思い出を作ってください。 | 
祭りを前に、横断幕が掲げられる紺屋町商店街 |
紺屋町商店街の地図を表示(福岡市Webまっぷへ)
歴史ジャンルへ戻る
|