
ひっそりと立つ刑場跡碑 | 天神中央公園の一角に、福岡藩の刑場がその昔あったことを示す碑がひっそりと立っています。那珂川が近くに流れ、血などを洗い流すのに便利な場所だったため、この地に刑場があったといわれています。
昭和の初め、この地に福岡県知事公舎があったころ、僧侶の幽霊が出るとの噂が広がりました。時の大塚惟精(いせい)知事が調べてみたところ、江戸時代に空誉上人(くうよしょうにん)が処刑されていたことが分かりました。
早速、大塚知事は公舎の庭の隅に小祠を建て、手厚く供養しました。その名残がこの跡碑だと思われます。
その後、県庁が現在地の東公園に移転するまで、代々の知事は空誉上人が祭られている堂がある浄念寺にお参りをし、公舎を撤去する際には魂抜き(お祓い)をしました。 |