
成道寺内に八兵衛地蔵尊は立っています | 唐人町一丁目にある成道寺(じょうどうじ)内に、八兵衛地蔵尊という地蔵が立っています。
元禄時代、ある町で火事が起こり唐人町と須崎町の火消したちの間で火事場の争いから喧嘩が始まり、須崎町に数人の死者が出てしまいました。唐人町からは、下手人を奉行所に差し出さなければならなくなりました。
この話を成道寺の近くに住んでいた肥後の浪人、森八兵衛が聞きました。八兵衛は以前、大病を患い、隣人に手厚い看護を受けて九死に一生を得たことを非常に感謝しており、「父母妻子のある若い命が失われるのは悲しいこと。独り身の私がこの罪を受けましょう」と自ら身代わりとして申し出ました。 |
両町とも切羽詰まった状況だったことと、八兵衛の意志が強かったことなどから八兵衛に刑が執行されました。
町の人々はその犠牲心を尊び、その供養のために建てたのが八兵衛地蔵です。今日では消防の守り地蔵と崇められ、毎年8月23日の施餓鬼会(せがきえ)には各町から多くの消防団が纏(まとい)を持って参詣に訪れます。
ちなみに成道寺は大相撲九州場所の高砂部屋の宿舎になっていて、朝稽古などが見学できます。
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八兵衛地蔵尊 |
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